2023年4月2日のプロレスデビューからわずか8か月で、田中きずなとのタッグ「Harmonie(アルモニー)」で第33代WAVE認定タッグ王者となった炎華(ほのか)。2月4日後楽園ホールで開催される『Valentine wave 2024』で、挑戦者に前王者「カラミネンス(SAKI&世羅りさ)」を迎え、初防衛戦が行われる。
――昨年12月24日カルッツ川崎で、田中きずな選手とのタッグ「Harmonie」がWAVE認定タッグ王座を戴冠し、第33代王者になりました。目標をデビュー1年目で達成。対戦相手が「カラミネンス」のSAKI&世羅りさ組。この試合を振り返っていただけますか?
炎華(ほのか):デビューする前からきずなと「2人で一緒にベルトを獲りたいね」って話していて、挑戦したいとずっと思っていました。挑戦の機会をいただけたことはとても嬉しかったです。
しかも、4月のデビューから8か月で、カルッツ川崎でのビッグマッチ。嬉しい気持ちと緊張の気持ちが入り混じった感覚。でも夢を叶えられるかもしれない大きなチャンスだったので、2人で「頑張ろう」って。
試合は、いっぱいやられちゃったけど、最終的にきずなが獲ってくれて、すごく嬉しかったです。それと同時に「このベルトを2人で巻けて嬉しいし、これからも2人でずっと巻き続けたいな」って思いました。
――WAVE認定タッグチャンピオンとして、きずな選手と2人で目指しているチャンピオン像はありますか?
炎華(ほのか):私は、自分たちの個人個人の良さが活かせるタッグチームを理想としています。「これがHarmonieです」と言える、2人にしかできないタッグチームになりたいと思っているので、そこを目指していきます。
waveのベルトも大切なので、ずっと巻き続けたい。プラス、他団体のタッグタイトルも 狙っていけたらいいと思っています。
――昨年7月に取材した時、炎華選手はデビュー3か月。「Catch the wave(キャッチ・ザ・ウェーブ)」に出場できることが、夢見心地な感覚だと話してくれました。それから半年が経過して、プロレスに対する向き合い方など心境の変化はありますか?
炎華(ほのか):前回の取材の時はデビュー間もなくて、緊張していたんですよ(苦笑)。全てが初めてのことばかり。「明日の試合頑張らなきゃ」と次の大会のことで精一杯でした。
もちろん、今もその気持ちはありますが、それプラス、「この技をどうやったら、もっと綺麗にできるかな」と考えたり、「タッグの連携技をどうやったら綺麗にできるか」をきずなと話し合ったりしています。
余裕があるわけではないけど、「どうやったらいい試合ができるか」を考えることが多くなりました。