試合後のバックステージで、平田は、しばらくは『野良レスラー』として歩む道を語った。
平田「負けましたねぇ、でも、しょうがないですね、楽しかったですよ。小嶋も交ぜられてね、欠場中ではありながら、楽しく終われたので。ただね、やっぱり私が目指すところは、こういう試合のプロレス界の天下を目指した方が平田らしいなと思うので。まあ、目指しますよ、EXTREMEは。EXTREMEでまた平田のプロレスを表現して皆さんを笑顔にしたいと思いますので。
そしてThe37KAMIINAさん、今まで優しくしてくれてありがとうございます。やっぱり、あなたたちのユニットだからこそ、すごく良いというか。やっぱり平田が入っちゃ、ちょっと違う感じになっちゃうと思いまして。申し訳ないんですけども、お断りさせていただきました。と、いうことで、あたたかいサウナのみなさん、ありがとうございました。
これからは、野良レスラーとしてたくましく荒野を駆けまわり、そして、その後、平田が野良レスラーとして走った先にあるものとユニットを組んで新ユニットとして頑張りたいと思いますので、どうか皆さま、こんな野良レスラー平田をよろしくお願いします!わんわん!」
そして勝俣は、改めてバックステージでDDT EXTREME王座に返り咲いた喜びと平田への感謝、挑戦者岡谷への熱望を語った。
勝俣「EXTREMEが還ってきたぞー!僕と平田さんは、まあ、僕キャリア10年になるんですけど、10年、たくさん戦ってきました。そんな信頼している平田さんとEXTREMEのベルトをかけて戦うなんて、昔はそんなこと思ってもいませんでした。平田さんは本当に最高なレスラーですし、人としても、僕は平田さんが大好きです。だから、平田さんからベルトを獲れて本当に嬉しいです。ありがとうございます、平田さん!僕は大好きです!
そして、ベルトを獲って次の事も考えなければいけない。僕はずっと5月21日の続きをしたいと思っていました。ただ、邪魔者のMJポーが入ってきました。許せません!僕が指名している岡谷とやりたいのに、なんでアイツが入ってくるんだ!血まみれの英語の挑戦状なんか出してきやがって!俺に英語が通じると思うのか!バカ野郎が!
まあ、でも僕は岡谷を信じています。岡谷があのデッカイ怪物を倒して、この僕の前に立った時には、アイツがやりたい、たぶん言わなくてもわかるでしょう…アイツがやりたい試合を僕は全てやりたいと思いますので。ぜひ、岡谷英樹、MJポーに勝って僕の前に立ってください。EXTREME、いっぱい防衛するぞ!熱波WER!!!!」
▼第五試合 DDT EXTREME選手権試合~運命はどっちだ!?小嶋斗偉チャレンジデスマッチ 60分一本勝負
<王者>●平田一喜 vs 勝俣瞬馬○<挑戦者>
【試合経過】
①○平田 vs 勝俣●
0分57秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め
※小嶋チャレンジ失敗により試合続行。
②●平田 vs 勝俣○
4分4秒 逆エビ固め
※小嶋チャレンジ失敗により試合続行。
③○平田 vs 勝俣●
7分42秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め
※小嶋チャレンジ失敗により試合続行。
④●平田 vs 勝俣○
8分33秒 横入り式エビ固め
※小嶋チャレンジ成功。平田が6度目の防衛に失敗、勝俣が第59代王者となる。
<インフォメーション>
■チケット等、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
■試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
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取材:文/まるスポ編集部
写真提供/DDTプロレスリング