【全日本プロレス 井上凌】今年の目標は世界ジュニア王座の獲得、そしてプロレス大賞新人賞受賞です

2024年オープニング興行、1月2日後楽園ホール「新春ジャイアントシリーズ2024」で新春恒例バトルロイヤルが行われ、総勢21名の選手が入り乱れる中、井上凌が優勝に輝いた。年始早々から好調なスタートを切った井上に2024年の目標を聞いた。

――1.2後楽園「新春ジャイアントシリーズ2024」でのバトルロイヤルで、井上選手が勝利しました。幸先良いスタートがきれたと思いますが、 2024年はどんな年にしていきたいですか。

井上:昨年12月31日の代々木大会で世界ジュニアヘビー級王座を田村男児選手が獲って、中一日の1月2日に佐藤光留との初防衛戦も成功しました。田村さんは次の挑戦者に岩本煌史選手を指名しました。

防衛戦重ねていく中で、絶対に俺が指名されるように、しっかり結果を残して実績を積み重ねて、いつでも世界ジュニアに挑戦できるぐらいのコンディションでやっていけたらなと思います。

世界ジュニアヘビー級王座は、青柳亮生さんがデビュー4年目の2022年に戴冠、田村さんが昨年末だからほぼデビュー5年目。

俺が今年獲れば、デビューして3年目で戴冠になる。結構早い方だと思うんですけど、塗り替えることができれば、と思います。

――今までロングタイツだったのが、1月2日後楽園大会からショートタイツに変わったのは何か理由があるのですか。

井上:去年は尊敬する川田利明さんと同じロングタイツにしました。

でも、やっていくにつれて、自分の個性を出さなくちゃいけないし、見た目にも自分らしさを出さなきゃいけないと考えて、今年から「自分のオリジナル」という意味でショートタイツに変えました。

――デビュー1年目は新人の井上選手。2年目が蹴りを中心とした新しいスタイル。そして3年目は、どんな自分をリング上で表現したいですか。

井上:「形」を去年一年間、必死に作ってきました。今年は「形」にプラスアルファ、何かもう一つ追加できたらいいなって思います。

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