――今年は斉藤ブラザーズでの活躍が目立ちました。ですからレイ選手のシングルの戦いを楽しみにしていたファンも多いと思います。
レイ:4月に全日本のチャンピオン・カーニバルに出場して石川修司や征矢学に勝った。実力のあるやつらにシングルで勝利している。だから俺は自信しかなかったよ。
ただもう少しやれたんじゃないかと思うところはある。まあ来年の課題だな。
――プロレス大賞の「最優秀タッグ賞」で、後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組の「毘沙門」(新日本)と決選投票にもつれ込み、わずか1票差で受賞に届きませんでしたが、新人賞は圧倒的な票数で獲得しました。
レイ:今年の一番の目標は「世界タッグ王座獲得」だ。それは達成できたしG-INFINITY王座も8度防衛した。プロレス大賞は、そういった努力や頑張りで結果がついてきたんじゃないか?
ただチャンピオン・カーニバルで優勝決定戦に進出することができなかったし、世界最強タッグ決定リーグ戦でも優勝できなかった。
ちょっと甘いところがあったと思う。来年は甘さをなくして、「斉藤ブラザーズは無敵の存在」であることを証明してやる。
――そして大晦日の代々木大会で斉藤ブラザーズ対決が決まりました。
レイ:デビュー直後にジュンとシングルで戦った時は、俺の腰の調子が悪くて、4分くらいで負けてしまった。ただ、あの頃の二人とはまったく別人だ。お互い比べもんにならないくらい、レスラーとして成長した。
だから今ぶつかり合ったら面白れぇんじゃねぇかと思ってな。プロレス大賞・新人賞を獲得した俺たち斉藤ブラザーズ。どちらが本当の新人賞にふさわしいのかを決める戦いだ。
<インフォメーション>
12.31代々木で「#ajpwMANIAx2023」が開催。齊藤ブラザーズの兄弟対決が行われます!詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
1.3DDT後楽園「スペシャルタッグマッチ~DDTvsAJPW」と題して樋口和貞&瑠希也vs斉藤ジュン&斉藤レイ戦!詳しくはDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
斉藤レイ X(旧Twitter)
取材・文/まるスポ編集部
写真提供/全日本プロレス