バックステージでHARASHIMAは「急に試合仕掛けられて、まあどうにかね、隙を突いて自分の型にはめて勝てたけど、ほんと(佐々木は)油断ならない相手だな、と。
このリーグ戦、今日勝って結局4点しか取れずに終わってしまいましたけど、シングルをこれだけ久しぶりにやって、結果は2勝4点ですけど、僕は、まだまだ自分ができるなって自信は試合でつかんだので。
勝てなかったことに関しては悔しい想いも持っているので、来年、もっと練習してもっと強くDDTの中心に行きたいと思っています」と本リーグ戦の経験を通して来年の抱負を語った。
佐々木は、「HARASHIMAさんよ、やっぱりあんたは…あんた、しぶといな。隙だらけだけどよ…やっぱり強いよ。あんたは強い。今日は、おれの完敗だ。
そして、佐々木大輔はD王ちょっくら優勝は無かった…これが何を意味しているかわかるか?言った通り、佐々木大輔は今日の試合をもって引退する。
いい思い出はたくさんあるな、ちょうど38歳、いい頃あいだろ。やり残したことは、ない…ないとは言い切れないな。ちょっとだけやり残したことがあるな」と。
取材に訪れていた記者を名指しし、「奈良さんよ、記者だけど俺の友達だろ。俺はちょっとだけやり残したことがあるって言った。ここはお前と俺の約束だ。この引退をあと1年先延ばし許可してくれ。お前に免じて1年猶予くれ」との要望に、「問題ございません」と奈良記者。
「あと1年、来年のD王GPだ。来年こそ佐々木大輔がちょっくら優勝してきます!」と来年の優勝を期した。
<インフォメーション>
DDTシングル最強決定リーグ戦「D王グランプリ2023」は12月24日の東京・後楽園ホール大会で公式戦最終日を迎え、Aブロックでは遠藤哲哉、Bブロックでは納谷幸男が勝ち上がった。1月3日の東京・後楽園ホール大会で決勝戦を行いDDT最強が決まる。
■チケット等、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
■試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
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取材:文/まるスポ編集部
写真提供/DDTプロレスリング