バックステージで上野は、「去年のD王GP最強は僕だったかもしれない。でも直後に樋口さんに負けて、そこから踏ん張ってこのベルト(KO-D無差別級)にたどり着いたけど、じゃあ『D王GPの最強はどこにいったんだ?』って。
僕の中にあるけど、それはでもね、『D王GPの最強はみんなに伝わっているのか?』っていうと、伝わっていないんですよ。だから僕が優勝して、勝った負けたとか、体が強い弱いとかっていう話じゃないよって、証明しないといけなかったのに。体が弱くて2回しか勝てなくて、2回も負けて1回引き分けちゃって。
僕はこのベルト(KO-D無差別級)を獲ったとき、DDTを背負うって思ったとき、超満員にするって言っている今、すぐに変わるってことじゃないのはわかっているから。僕はチャンピオンとして負けようが情けなかろうが、僕はDDTのチャンピオンだから。
僕はDDTのチャンピオンとして来年もこれからも本当の意味の最強になってもっと色んな人にDDTの良さ伝えちゃうぞ!僕がDDTになっちゃうよ!」とKO-D無差別級王者としての覚悟を語った。
一方、上野から勝利を勝ち獲った飯野は、「今日は、今年最後の試合。公式戦最後、そして今年の飯野雄貴の最後の試合、勝ちで終わった。でもこの勝ちは俺の中で、とても貴重な一勝だよ。
この勢い止めずに来年もずーっと勢いのあるまま飯野雄貴をみせていくよ。そしてどんどん進化して強くなって『真の雄貴』をまた来年みせてやるよ!」とさらなる進化を明示した。
<インフォメーション>
DDTシングル最強決定リーグ戦「D王グランプリ2023」は12月24日の東京・後楽園ホール大会で公式戦最終日を迎え、Aブロックでは遠藤哲哉、Bブロックでは納谷幸男が勝ち上がった。1月3日の東京・後楽園ホール大会で決勝戦を行いDDT最強が決まる。
■チケット等、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
■試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
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取材:文/まるスポ編集部
写真提供/DDTプロレスリング