全日本プロレスで1978年より行われている歴史あるタッグマッチの総当たりリーグ戦「世界最強タッグ決定リーグ戦」。今年は中嶋勝彦&大森北斗組の優勝で幕を閉じた。この大会を入場から盛り上げたのが黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾の「トーキョーヤンキース」だ。今回、世界最強タッグを前にリングネームを本名に戻した立花に話を聞いた。
――世界最強タッグに黒潮TOKYOジャパン選手と出場した立花選手が、すごくイキイキしているように感じました。
立花:イケメンさん(=黒潮TOKYOジャパン)がキャリアも年齢も上だけど、ダチみたいな感じなんだ。リアルに週6回以上、会っているよ。
試合がない時も連絡が来て、勝手に家に来るし(笑)。一緒に飲んで、そのままイケメンさんの家に泊まることもある。って、オメェ〜何そんなことを言わしてんだ、コノヤロウ!
――大変失礼しました。仲が良いんですね(苦笑)。ところでリングネームを「花畑正 男(はなばたけまさ お)」から本名の「立花誠吾」に戻しました。これはどうしてでしょうか?
立花:説明しねぇとダメか、バカヤロウ!
――私を含め気になっているファンが多いと思うので説明いただけると助かります。
立花:昨年8月、テレビ出演した際、千鳥の大吾さんに改名を提案された。同年10月にアジアタッグ王座を獲得したが、正直、「花畑正男」になって『何をしたか』と問われても本当になんもしてねぇ。
アジアタッグも初防衛戦で大森隆男&井上雅央組に獲られたしな。
――立花選手的にリングネームを「気に入っていなかった」ということでしょうか?
立花:大吾さんに付けて頂いた名前だ、気に入らないわけがねぇだろう〜コノヤロウ!
しっくりこなかったっていうより、レスラー「花畑正男」で何も残していない。
このままじゃ何か変えないとダメだなと考えて、名前を元に戻したんだ、バカヤロウ!
イケメンとのタッグで、世界最強タッグ出場も決まった。名前を戻すには良いタイミングだと思ったんだ、コノヤロウ!
――ところで12月31日の大晦日、欠場していた芦野祥太郎選手が復帰。芦野祥太郎&T-Hawk vs 黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾というカードが決まりました。
立花:芦野は今年のチャンピオンカーニバルで優勝、怪我さえなければ当時の三冠王者・永田裕志に挑戦。きっと三冠王者になっていたはずだ。
普段は口にしないが、半年以上悔しい思いをしているはず。芦野は仲良くしてもらっている先輩の1人。
その先輩がやっとリングに帰ってくるんだ。2023年大晦日は芦野の復帰を盛大に祝ってやるよ!
<インフォメーション>
12.31代々木で「#ajpwMANIAx2023」が開催されます。立花誠吾選手は芦野祥太郎復帰戦に出場。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
立花誠吾 X(旧Twitter)
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取材・文/まるスポ編集部
写真提供/全日本プロレス