【全日本プロレス 斉藤レイ】今年は、だいぶ良いところを見せることができたんじゃないのか

世界タッグ王座とG-INFINITY王座のベルトをSAITO BROTHERSで保持。現在全日本の世界最強タッグ決定リーグ戦に出場しつつDDTプロレスのシングルリーグ戦・D王 GRAND PRIX 2023にもエントリーしている斉藤レイ。

――世界タッグ王者として挑んだ世界最強タッグですが、5勝3敗で勝ち点10。1位タイです。

レイ:正直、ダントツ1位のつもりだった。本来のSAITO BROTHERSの力を出していたら1敗もあり得なかった。詰めが甘かった。

――レイ選手はDDTプロレスのD王GPに出場しています。やはり同じ時期に2つのリーグ戦にエントリーしているのが要因ではないでしょうか?

レイ:俺を甘く見るな!そんなのは全く関係ない。1日に2試合戦っても疲れたりはしない。逆に戦い足りないくらいだ。

――それは失礼いたしました。ところでDDTでシングルのリーグ戦・D王GPはどうですか?

レイ:初戦はMAO。同じ宮城県出身のレスラーだな。最初は、あのスピードやインサイドワークに翻弄された部分はあった。だがMAOが真っ向勝負を挑んできたので、最後はキッチリ潰すことができた。ただ次に戦うときは要チェックだな。

――全日本プロレスはPWFルールで場外カウントが10、DDTプロレスは20カウントで若干ルールも違います。

レイ:あれは俺の恥ずかしい部分を見せちまった。レフェリーの10カウントが聞こえた時、終わったと思った。しかしカウントを続行し始めたから「なにが起きたんだ?」と…俺の勉強不足だったな。

世界最強タッグも優勝するし、DDTのD王GPも俺がいただくぜ!

――まもなく2023年も終わろうとしています。一年を総括していただけますか?

レイ:ジュンとのタッグでG-INFINITY王座を獲得、これまで8回防衛した。世界タッグベルトも俺たちの手元にある。だいぶ良いところを見せることができたんじゃないのか。

それに、宮城テレビの「TAXIめし」でメディア露出をして知名度も上がってきた。良い方向に向かってると思う。悪くねぇ一年だぜ。

――少し早いですが、来年に向けての抱負を教えてください。

レイ:ベルトを何本も獲ったり、メディアに出たと言っても俺たちのキャリアは3年経ってない。20代の若造じゃないが伸びしろしかねぇから。

これからドンドン面白いことになっていくぜ!だから来年も俺たちSAITO BROTHERSの活躍を楽しみにしてな!

<インフォメーション>
12.6後楽園ホールで優勝が決まる「レックpresents #ajpw世界最強タッグ決定リーグ戦2023」。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。

また斉藤レイ選手が出場中のDDTプロレスのシングル最強を決めるリーグ戦「D王GP」の詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。

斉藤レイ X(旧Twitter)

取材・文/まるスポ編集部
写真提供/全日本プロレス

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