12.6後楽園でGAORA TVチャンピオンシップ4WAYマッチ「田中稔vs大森隆男vsヨシ・タツvsブラックめんそーれ」が行われる。他団体に流出して10ヶ月、ベルト奪回に向けて重い腰を上げたブラックめんそーれに話をきいた。
――12.6後楽園でGLEATに流出しているGAORA TV王座に挑戦することが決まりました。
ブラめん:今回、4WAYマッチ。流出したベルトを奪回しに行くしかないと感じています。
――ブラックめんそーれ選手はGAORA TV王座に愛着があるように感じます。
ブラめん:なぜか、惹かれるベルトなんですよね。もともと1.22後楽園大会で田中稔さんが歳三さんを破り、第23代GAORA TV王者になった。
その時、「他のベルトと並ぶくらい価値を上げる」と言ったのに、3月と8月に2回防衛戦を行っただけ。さすがにGAORA TVのベルトが可哀そうだなと。
――GLEATのG-INFINITY王座は、6月にSAITO BROTHERSが奪取して半年間で8回防衛しています。それと比較すると10ヶ月間で2度の防衛は寂しいですね。ところでGAORA TVベルトに挑むことになった経緯を教えてください。
ブラめん:北海道シリーズで大森さんとヨシ・タツさんがSAITO BROTHERSの世界タッグに挑み敗戦。
意気消沈していた2人に「一緒にGAORA TV王座を狙いましょう」とけしかけました。
ただ2人の心には、そんなに火が付かなかったようなので俺が行くしかないと。
――4WAYマッチは、単純に対戦相手が3人います。タイトルマッチだと挑戦者が不利なように感じますが…
ブラめん:4WAYマッチは直接、田中稔さんから勝たなくてもいい。例えば、大森さんがヨシ・タツさんにアックスボンバー決めて、それを俺がさらってカウント3を奪えば棚ぼたでベルトを獲得できます。
もちろん、田中さんから直接フォールなりギブアップなり獲りたい。どんな隙間からでも俺はベルトにしがみついて奪う覚悟はできています。
――4WAYはブラックめんそーれ選手に有利な試合形式だと思います。
ブラめん:あまり全日本ではやらない試合形式ですね。全日本プロレスのファンの方には見慣れないと思います。
そういう意味では大森さんもヨシ・タツさんもやり慣れてない試合形式のはず。その分、ベルトを獲るチャンスは増えてくると思います。
――12.6後楽園に向けて意気込みをお願いします。
ブラめん:12.6後楽園でベルトを獲得してGAORA TV“王蛇”として2024年を迎えます。シャーーーッ!ンキュ(THANK YOU)!
<インフォメーション>
12.6後楽園ホールで優勝が決まる「レックpresents #ajpw世界最強タッグ決定リーグ戦2023」。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
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取材・文/まるスポ編集部
写真提供/全日本プロレス