――そして昨年11月に「DDTサウナ部」が始動しました。この中ではリーダーとか上下関係はないんですよね。
勝俣:一応、竹下幸之介がリーダーで、僕が部長、MAOがエース、上野勇希がキャプテン…と形としてはありますけど、僕もよく分からないですね(苦笑)。
他のユニットにはない「部活感」。例えば、僕がサウナ部を辞めたとしてもサウナ部は残ります。堅苦しい部分はなく「青春」を感じてやりたいと思っています。
――上野選手が、毎年年末行われる「日本インディー大賞」のベストユニット部門で「DDTサウナ部」が入賞したら面白いよね、と話していました。
勝俣:それ、いいですね!やっぱり部活なので結果を残したい。全国大会に出場するとか大会で優勝するとか、部活動は目標があります。プロレスでもプロレス外の仕事でも、「この4人で何かを残したい」という気持ちを常に持っています。例えば、ベストユニット賞の上位に名前が来るためには、個々の実績も必要になりますよね。
先日、上野も坂口さんに勝利しベルトを防衛したし、僕もDDT EXTREME級王座を獲得しました。2.23名古屋ではMAOと竹下さんがKO-Dタッグに挑戦します。これに勝利するとDDTサウナ部のメンバーが、みんなベルトを持つことになります。そのことで個々の力が証明されて、サウナ部も盛り上がると思います。
――11.3大田区で高木三四郎大社長がDDT EXTREME級王座を獲得し、防衛戦をYouTubeで配信すると発表しました。その初戦、挑戦したのが勝俣選手でしたね。
勝俣:サウナ好きの僕としては、神奈川のファンタジーサウナ&スパおふろの国で闘えたことは嬉しくて、あの時から「超銭湯 ととのえプロレス」というのを、いつか旗揚げしたいという目標が出来ました(笑)。
全国にある様々なサウナ施設やお風呂で試合するという夢が出来たので試合には敗れましたが、本当にいい経験が出来ました。