【DDTプロレス MAO】D王GPは“MAO”を突き通してめちゃめちゃに荒らしてやります!

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DDT最強を決めるリーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」が11月26日後楽園大会からスタートする。2024年1月3日の優勝決定戦まで全8大会で開催。全12名の選手がA・B各ブロックに分かれリーグ戦を競い合う。熱戦が繰り広げられるのは間違いない。まるスポでは各選手にインタビュー。

D王GP5度目の出場となるMAOがBブロックにエントリー。11.12両国国技館大会でマット・カルドナとの大乱戦を制し、悲願のUNIVERSAL王座奪還に成功したMAO。第12代王者となったMAOが「ここから新しい物語が始まります」と宣言し、11.19大阪大会での初防衛戦にも成功。UNIVERSALの“覚悟のベルト“を獲ってD王GPに臨む意気込みをきいた。

――DDT UNIVERSAL王座の奪還、そして防衛、おめでとうございます。昨年3.20両国大会で同王座を初戴冠し、第6代王者として2度防衛しましたが、2022年6月の陥落から約1年5か月ぶりに王者に返り咲きました。どんな心境でしょうか?

MAO:「ここまでくるのに本当に長かった」という想いに全てが詰まっているんですよ。というのも、2022年の3.20両国で1回チャンピオンになったけど、その当時はコロナの影響でまだ自由に渡航できる状況ではなくて海外遠征を断念したし、今年5月は世の中の状況も良くなって渡米のチャンスだったけど、遠藤さん(第10代DDT UNIVERSAL王者・遠藤哲哉)に挑戦して獲れなかった。

でも、そこから自分もアメリカにガンガン行くようになって、タイミング的にはすごく良い時に 獲れたかなと思います。その機会をくれた竹下さん(竹下幸之介)には感謝しています。

1年5ヶ月ぶりにDDT UNIVERSAL王座を戴冠したMAO

――遠藤哲哉選手とのDDT UNIVERSAL選手権の前に、「ベルトを持って海外に行きたい」とおっしゃっていましたが、7月のアメリカ遠征時は残念ながらベルト無しでの渡航でした。しかし、今はベルトを持って海外で戦うことが出来ます。温めていたプランや新たな構想などはありますか?

MAO:そうですね。海外でタイトルマッチやることによって、DDTのお客さんがMAOを追っかけながら色々なプロレスに触れることができるんじゃないかなって。

やっぱり、みなさんにもいろんなプロレスを観てほしいという想いがありますね。

ベルトを持たないで行ってもみんな観てくれるけど、持ってない状態だと向こうでの扱いが良くならないんですよね。

やっぱり実績が全てなので、グリーンボーイ(新人)扱いなんです。日本からただの若手が来たくらいの感じでしか扱ってもらえない。

今ベルトを持ったからこそ、より刺激的な対戦カードが組まれる可能性もあるし、海外でタイトルマッチをするというプランもできるようになってきました。

このタイミングでUNIVERSAL王座を獲れたことに意味があるのかなって感じはします。

実績がないままでもいろんなところで「MAO」って名前を知ってもらい、DDTを認知してもらったので、ひとしきり名前を売ることに成功したと思います。このタイミングで今度はチャンピオンの立場で行くことができる。

年末に早速ロサンゼルス遠征が決まっている。夏に一度出場したところにチャンピオンとして凱旋渡米できるのがすごく楽しみですね。

年末、DDT UNIVERSAL王者として渡米予定

――UNIVERSAL王座を獲って、海外での活躍の場をどんどん広げていくMAO選手ですが、国内ではまもなく「D王 GRAND PRIX 2023」がスタートします。MAO選手はBブロック、同ブロックには、クリス・ブルックス選手、納谷幸男選手、KANON選手、平田一喜選手、斉藤レイ選手がエントリーしています。

MAO:クリス、納谷、KANONは前回のD王GP2022でも同じブロックでした。

――その中で、斉藤レイ選手が初出場です。

MAO:初ですね。最近は全日本プロレスとの交流が盛んになっていますけど。全日本はジュニア級とヘビー級の区別がある団体ですが、その点DDTは無差別なので。

逆に言うと、ジュニアに対してそんなに慣れてないんじゃないかなって感じがしてます。

斉藤レイはデカいですけど、こっちはこっちのやり方がある。DDTもヘビー級がいっぱいいるから、デカい選手と当たることにプレッシャーは感じてないですね。

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