1986年12月19日生まれ。宮城県角田市出身。大相撲・出羽海部屋で8年間活躍。2020年12年全日本プロレスの公開入門テストに合格しプロレスに転向。2021年6月9日 後楽園大会、双子の兄である斉藤ジュンをパートナーに、対大森隆男&本田竜輝戦でデビュー。22年1月ジュンとともに海外武者修行に出発。9.18日本武道館大会で凱旋試合を行った。
現在、斉藤ジュンとSAITO BROTHERSを結成。2023年6月にはGLEATのG-INFINITY王座を、10月には全日本プロレスの世界タッグ王座を獲得。全日本プロレスの世界最強タッグリーグ戦で優勝を狙うため、SAITO BROTHERSで出場。また11.26後楽園、DDT最強のレスラーを決める「D王 GRAND PRIX 2023」にも他団体から唯一出場する。
――今年は6月にGLEATのG-INFINITY王座を、10月には全日本プロレスの世界タッグ王座を獲得。現在タッグ三冠王者です。少し早いですが、今年を振り返っていただけますか?
レイ:デビューしたのが2021年6月。キャリアは約2年半。6月にGREATのG-INFINITY王座を獲得し7回防衛。10月に地元角田で世界タッグ王座を獲得した。
素晴らしい結果だと思う。だが、まだまだ全然足んねえな。俺たちSAITO BROTHERSがベルトを持っている限り、誰の腰にも巻かれることはない。世界タッグ王座もG-INFINITY王座も永遠に防衛し続ける。
ただキャリアは一切関係ない。今年の世界最強タッグ決定リーグも世界タッグ王者の俺とジュンのSAITO BROTHERSが必ず優勝。そしてDDTのD王GPも優勝してシングルでも強いところを見せつけてやる!
――DDTのD王GPは外敵として挑みますね。同時期に開催されることでプレッシャーはありませんか?
レイ:プレッシャー?まったく感じねぇな。むしろ、おもしれぇ状況じゃねえか。
同時期に他団体のリーグ戦に出場して両方制覇。さらに「斉藤レイ」の名前をプロレス界に広めてやる!
――それは前代未聞です。ところでD王GPはBブロックにエントリー。同じブロックに前KO-D無差別級王者のクリス・ブルックス選手、現DDT UNIVERSAL王者のMAO選手、前年度準優勝の納谷幸男選手、前KO-Dタッグ王者のKANON選手、そして現DDT EXTREME王者の平田一喜選手と強者揃いです。
レイ:体格のデカいクリスは面白そうだ。MAOは変わった動きをするみたいだし、KANONはいい面構えしてるじゃあねぇか。平田は変なルールはやめてくれよ、真正面からぶつかり合おうぜ。
ただやっぱり気になるのは納谷幸男だよな。10.22DDT後楽園大会にSAITO BROTHERSで乱入したら、俺たちにキレやがった。あいつはあいつで面白いよ。
これまではタッグマッチだったが、今後はシングルマッチだ。11.12DDT両国のように簡単にはいかないぜ。
――最後にD王GPに出場する意気込みをお願いします。
レイ:俺がDDTに出場することで、全日本プロレスにも俺のようにデカく面白いレスラーがいるんだなってところをしっかりと見せてやる。だから全員楽しみにしていろ。D王GPは初出場にして初優勝、全選手DOOMだ!
<インフォメーション>
DDT最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」日程
▶D王 GRAND PRIX 2023 開幕戦 2023年11月26日(日) 東京・後楽園ホール
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Shinjuku【DAY1】2023年12月2日(土) 東京・新宿FACE
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Shinjuku【DAY2】2023年12月3日(日) 東京・新宿FACE
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Osaka 2023年12月9日(土) 大阪・アゼリア大正
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Fukuoka 2023年12月16日(土) 福岡・西鉄ホール
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Kumamoto 2023年12月17日(日) 熊本・桜十字ホールやつしろ・多目的ホール
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Korakuen Hall 2023年12月24日(日) 東京・後楽園ホール
▶D王 GRAND PRIX 2023 the FINAL 2024年1月3日(水・祝) 東京・後楽園ホール
■チケット等、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
■試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
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■12.6後楽園ホールで優勝が決まる「レックpresents #ajpw世界最強タッグ決定リーグ戦2023」。今年は「Jr. BATTLE OF GLORY 2023」同時開催。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
斉藤レイ X(旧Twitter)
取材・文/まるスポ編集部
写真提供/DDTプロレスリング