【DDTプロレス 平田一喜】平田だけが戦うんじゃないぞ!D王GPを一緒に駆け抜けましょう!!

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DDT最強を決めるリーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」が11月26日後楽園大会からスタートする。2024年1月3日の優勝決定戦まで全8大会で開催。全12名の選手がA・B各ブロックに分かれリーグ戦を競い合う。熱戦が繰り広げられるのは間違いない。まるスポでは各選手にインタビュー。

今回はD王GP初出場、Bブロックエントリーの平田一喜選手。11.12両国国技館ビックマッチで新日本プロレスの高橋ヒロム選手との一戦を経て、11.16新宿FACEで第58代DDT EXTREME王者として5度目の防衛戦に成功し、第1591代アイアンマンヘビーメタル級王座を保持。そんなノリにのっている平田選手にD王GP初出場の意気込みをきいた。

――D王GP初出場、おめでとうございます。

平田:いやぁ、嫌ですねぇ(笑)。自分が強くないとわかっているからこそ、EXTREME戦で色々な変則ルールや戦法を考えている男が、ポンといきなりD王GPにエントリーされて、あんなライオンたちの群れに放り投げられて。会社は僕を潰しにきてるんじゃないかって(笑)。

11.3新宿、赤井沙希のシングルラストマッチ

――今回のD王GP、平田選手の出場するBブロックは、クリス・ブルックス選手、MAO選手、納谷幸男選手、KANON選手、そして全日本プロレスからの斉藤レイ選手がエントリーしています。斉藤レイ選手のように体重150キロの重量級の選手もいますが、このメンバーでの戦いはいかがですか?

平田:勘弁していただきたいですね。真っ向勝負を捨てて違う道で勝つために頑張ってきた男が、こんな正攻な勝負で強さを競い合うリーグ戦で普通に戦えないですよね。

しかもレイ選手とかのヘビー級クラスの人となんて…。最近僕はそういう真っ向勝負の戦いがないので。しかも公式戦でルールも操作できないじゃないですか。今まさに頭を抱えています。

――納谷選手やレイ選手といった体格の大きいヘビー級選手と戦うにあたって、イメージは浮かんでいますか?対策など考えていますか?

平田:もう毎日が怒涛の日々で、まずは目の前にある集中しなきゃいけない試合が多すぎて、まったくイメージは浮かんでないですね。

ここ数カ月、EXTREME王座防衛戦とアイアンマンヘビーメタル級王座戦を目まぐるしくやっている中で、最近では、赤井さん(赤井沙希)とのシングルや両国で高橋ヒロムさんと一騎打ち。

その4日後にまたEXTREME王座の防衛戦。なかなかD王GPのことを考える余裕がないです。

――今年3月1日に開催された「ジュニア夢の祭典 〜ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023〜」に出場してから、「平田一喜」の名が広く知られるようになり、レスラー人生が変わったのではないかと思いますが、いかがですか?

平田:今年がおかしい。いつ何やったのか、もうわかんなくなってきているくらい、今年は怒涛の日々を過ごしています。ほんとに濃密な年っていうのを感じます。

僕はもう細く長く生きようと思っていたんです。でも、それは太く短く、自分でも知らずに今引退ロードを歩いているのかもしれないです。

11.12両国、高橋ヒロム(左)と12年ぶりの戦い

――2011年のデビュー間もない高橋ヒロム選手と「NEVER.5」や「月刊若手通信」で交わってから12年ぶりの今年11月12日に再戦。二人の継続していた想いが12年後にようやくタイムアップした感じでしょうか?

平田:そうですね。まあ、続きものでもあるんですけど、続編と見せかけて、実は新作アニメみたいな感じもあるんですよね。第2期っていう感じも、もちろんあるんですけど、12年前のあの時とお互い変わりすぎているじゃないですか。

ヒロムさんと僕の過去の対戦は、なんだかんだ言って3 試合くらいしかやってない。でも逆にその3試合だけで、今もお互い覚えているし、ずっと印象に残る試合がある対戦相手ってすごいな、と思う。

この12年物語だなって普通に語れちゃうのも、プロレスキャリアで大きなポイントだったんだなっていうのを感じますね。

――12年物語のあと、EXTREME戦5度目の防衛も制し、今度は「D王 GRAND PRIX 2023」が目前に迫っていますが、このD王GPに向けて意気込みをお願いします。

平田:そうですね…ちょっと今までD王GPに目を逸らしている自分がいたんです。まだ受け入れたくないというか。

でも、出場選手が変わることは無いだろうし、出場阻止も出来ない。体調も万全なのですこぶる快調なんですよ。出場しない理由がないんですよね…。

11.16新宿では初代DDT EXTREME王者・MIKAMIの挑戦を退けた

――ここでBブロックを1位で優勝決定戦に行ったら、DDTファンならずとも最高に熱くなると思うのですが?

平田:僕はもちろん頑張りますよ。初っ端からやり方は みんなと違いますけど。強さは別に求めてないですけど、勝ちは求めているので、もちろん勝つつもりではいます!

強さの象徴のリーグ戦で、EXTREME戦で「おばけ」や「風船」使ったり「飲み会」やったりしてる人間が、這い上がってきてはいけないとは思うんですけども…でも、僕はちゃんと目指しますんで、そこは。

目指してはいますけども、皆さんの力を借りながらってことです。

D王GRAND PRIX にエントリーされたからには、平田だけが戦うんじゃないぞ!お前たち(ファンのみんな)、平田を放っておいたら平田は死ぬぞ!

平田を応援してくれているみなさん、平田だけが戦うんじゃなくて、平田とみんなで戦うんだからね!応援、いつも以上によろしくお願いします。そしてD王GPを一緒に駆け抜けましょう!!

<インフォメーション>

DDT最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」日程
▶D王 GRAND PRIX 2023 開幕戦 2023年11月26日(日) 東京・後楽園ホール
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Shinjuku【DAY1】2023年12月2日(土) 東京・新宿FACE
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Shinjuku【DAY2】2023年12月3日(日) 東京・新宿FACE
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Osaka 2023年12月9日(土) 大阪・アゼリア大正
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Fukuoka 2023年12月16日(土) 福岡・西鉄ホール
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Kumamoto 2023年12月17日(日) 熊本・桜十字ホールやつしろ・多目的ホール
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Korakuen Hall 2023年12月24日(日) 東京・後楽園ホール
▶D王 GRAND PRIX 2023 the FINAL 2024年1月3日(水・祝) 東京・後楽園ホール

■チケット等、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
■試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。

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平田一喜 Instagram

取材/大楽聡詞 文黒澤浩美  
写真提供/DDTプロレスリング

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