全日本プロレスで開催中の「レックpresents #ajpw世界最強タッグ決定リーグ戦2023」。GLEATの田村ハヤトが参戦中だ。田村は前橋育英高校で野球部に所属し、夏の甲子園で優勝した経験を持つ。2019年9月、JUST TAP OUTでデビュー。その後、ZERO1に参戦し、世界ヘビー級王座を獲得。2021年にはGLEATに移籍し、河上隆一とタッグチーム「BULK ORCHESTRA」を結成。現在、GLEATの中心選手として力強いファイトスタイルで観客を魅了している。この田村に世界最強タッグについて話を聞いた。
――今回、ガレノ・デル・マル選手と組んで世界最強タッグに参戦。この歴史ある大会の印象を教えてください。
田村: 1978年から毎年年末に開催されている全日本プロレスを代表するシリーズ。すごいメンバーが揃った大会だと思います。
1試合1試合、とにかく「GLEAT」の名前を多くのプロレスファンに刻み込めるような戦いをしていきたいですね。
――全10チーム参加。田村選手が気になるチームや選手はいますか?
田村:やはり斉藤ジュン&斉藤レイのSAITO BROTHERSです。彼らが保持しているG-INFINITY王座は、もともと僕とチェック島谷が保持していた。
それがSAITO BROTHERSの腰に巻かれ、すでに7回防衛している。自分の手で取り戻したい気持ちが強いですね。
世界最強タッグでは11.19名古屋で対戦するので、しっかり3カウントを取って勝てば、G-INFINITY王座に挑戦する権利も出てくるはず。特にSAITO BROTHERSは意識しています。
――SAITO BROTHERS は6.7後楽園でG-INFINITY王座を奪取しているので、半年近くベルトを巻いていますね。それ以外の選手はいかがでしょうか?
田村:フリーになった中嶋勝彦さん。今、三冠王座を持っている。その選手がリーグ戦に出場、12.3大阪で対戦することが決まった。
大晦日には宮原健斗さんとの三冠戦が決まっているけど、世界最強タッグで中嶋さんから3カウントを奪えば、その次の挑戦者としての権利は十分にあると考えています。
中嶋さんとならバチバチした戦いができる。彼の技を全て受け止めた上で勝ちたいと思います
――全日本は体格の大きい選手が多く、世界最強タッグを通じて戦うことになります。現在のコンディションはいかがでしょうか?
田村:コンディションはバッチリです。正直、全日本のレスラーに比べると身長の部分では劣っている。ただこれまで何回か参戦して、斉藤ジュンや諏訪魔さんと戦ったけど当たり負けない自信はある。
どの選手と戦ってもパワー負けはしないし、プラス僕にはスピードがある。世界最強タッグはパワー+スピードで大会をかき回してやる。
――最後に、世界最強タッグにかける意気込みをお願いします。
田村:僕はGLEATを代表して世界最強タッグに出場している。だから会見でも言ったように「いい試合をする」とか「爪痕を残す」ではなく、必ず「優勝」。
この2文字をしっかり手にして、「GLEAT」の名前を刻み込んで行きたいと考えています。
<インフォメーション>
12.6後楽園ホールで優勝が決まる「レックpresents #ajpw世界最強タッグ決定リーグ戦2023」。今年は「Jr. BATTLE OF GLORY 2023」同時開催。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
GLEATは11.18福岡・西鉄ホールにて「G PROWRESTLING Ver.65 -BURN YOUR HEART-」が開催。詳細はGLEAT公式/リデットエンターテインメントWEBサイトをご確認ください。
田村ハヤト X(旧Twitter)
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取材・文/まるスポ編集部