11月26日、後楽園大会からD王GPがスタート。全12選手がA・Bブロックに分かれリーグ戦での熱戦が繰り広げられる。まるスポでは各選手にインタビュー。
BブロックにエントリーのKANON。D王GP2度目の出場となる。Bブロックは外敵・斉藤レイを含め、納谷幸男やクリス・ブルックスなど大柄な選手から、MAOや平田一喜といった曲者が揃う。KANONは、今年に入り肉体改造に着手。体格の大きい選手にも力負けしないようにビルドアップ。その成果を試すにはD王GPは絶好の場所だ。
――KANON選手の「D王GRAND PRIX」出場は、昨年に続き2度目の出場です。2回目となると結果が伴う大会になると思いますが、いかがですか？
KANON：そうだな…1回目ももちろん結果を出すことを望んでいたんだけど。今回は、この1年間でやってきたこともあるから、それを無駄にしないためにも頑張らないと。 2回目の方がより気持ちは入っているとは思う。
――さらに上半身が大きくなりましたね。
KANON：前回のインタビュー（2023年9月）からあまり変わっている感じはしないけど。でも、日々トレーニングはしているって感じ。
――これだけビルドアップすると、同じBブロックにエントリーしている納谷幸男選手や斉藤レイ選手と、正面からパワー対パワーでぶつかり合えると思うのですが？
KANON：ぶつかり合うかは別にして、斉藤レイにしろ納谷にしろ、やっぱり体がデカいから、どれだけ試せるか。この1年間、ただ体をデカくしてきたわけじゃない。まあ、試し斬りかな。
――「D王GRAND PRIX」はリーグ戦、連戦が続きますね。
KANON：体の調子はすごくいいから、ここからはもう「一戦一戦、相手をいかに 潰すか」ということしか考えてない。全員に勝つイメージはできているよ。
――KANON選手と同じBブロックのエントリー選手が、平田選手、クリス選手、納谷選手、斉藤レイ選手、MAO選手。ご自身の中でここがちょっと鬼門だなっていう選手はいますか。
KANON：昨年とメンバーが変わってなかった。Bブロックに前回と同じクリスと納谷とMAOがいる。そこに斉藤レイと平田が入っている状態だな。
あえて一人選ぶとすれば一番はMAOかな…去年は1勝だけだったけど、Bブロックで唯一MAOに勝っている。
でも終始向こうのペースで戦わされた感じはすごくした。だからMAOがすごく鬼門だなと考えている。
――MAO選手との対戦に関して、ご自身では勝つイメージが出来上がっていますか？
KANON：もちろん。去年と圧倒的に違うのは、自分のウエイトだったり、パワーだったり。そういう面がすごく強化されたと思う。
それはMAOが持ってないものだと思うから、そこで圧倒して差をつけてやろうかと。
――ちなみに今、何キロあるんですか。
KANON：この前測ったら104キロあった。自分が動ける範囲で体重を増やしている感じかな。
――すごくビルドアップしましたね。最後に、「D王GRAND PRIX 2023」の意気込みをお願いします。
KANON：もちろん、D王GRAND PRIXに優勝してKO-D無差別級王座を獲る！DDTに来てから自分としてまだシングルの結果を残せていない。
KO-D6人タッグを獲って数回防衛したが落としてしまったし、KO-Dタッグも獲ったけどすぐ落としてしまった。
佐々木さん（佐々木大輔）、ポーさん（MJポー）、藤田さん（藤田ミノル）ありきの 結果が続いていた部分もある。
やっぱり1人で何か結果を残して、「 DAMNATION T.A（ダムネーションT.A ）の顔が佐々木大輔だけじゃないんだぞ」ってところは見せてやろうかと思っているよ。
＜インフォメーション＞
DDT最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」日程
▶D王 GRAND PRIX 2023 開幕戦 2023年11月26日(日) 東京・後楽園ホール
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Shinjuku【DAY1】2023年12月2日(土) 東京・新宿FACE
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Shinjuku【DAY2】2023年12月3日(日) 東京・新宿FACE
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Osaka 2023年12月9日(土) 大阪・アゼリア大正
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Fukuoka 2023年12月16日(土) 福岡・西鉄ホール
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Kumamoto 2023年12月17日(日) 熊本・桜十字ホールやつしろ・多目的ホール
▶D王 GRAND PRIX 2023 in Korakuen Hall 2023年12月24日(日) 東京・後楽園ホール
▶D王 GRAND PRIX 2023 the FINAL 2024年1月3日(水・祝) 東京・後楽園ホール
■チケット等、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
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取材／大楽聡詞 文／黒澤浩美
写真提供／DDTプロレスリング
