【試合結果 DDT 11・3新宿FACE】Eruption坂口征夫&岡谷英樹が悲願のアジアタッグ初戴冠!! 秋山準&鈴木鼓太郎2度目の防衛ならず

▼セミファイナル アジアタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>秋山準&●鈴木鼓太郎 vs 坂口征夫○&岡谷英樹<挑戦者組>
13分25秒 エビ固め
※神の右膝。秋山組が2度目の防衛に失敗、坂口組が第121代王者組となる。

試合後、次期挑戦者として名乗り出たのは、BURNINGの岡田佑介と高鹿佑也。PWFの裁定を待って正式決定となる。

アジアタッグ王者となった坂口は、「あんまりこのリングの上では言いたくはないが、坂口って名の付く人間に生まれて育って、今こうやってプロレスして、俺を生んでくれたオヤジがこの業界に入って、最初に巻いたのがこのベルト。そして俺も巻くことができた。どうしようもねえ息子だったかもしれねえけど、これでオヤジに一歩近づけた気がするし、胸張ってオヤジの前に出られるかな」と嬉しさの中にも真剣な心持ちで話した。

「11月12日から始まる全日本の最強タッグリーグ戦、このベルトを通行手形にDDTの特攻隊長として、俺と岡谷が乗り込んで暴れ、全日本ぶっ壊してやる。以上」と熱い決意を語った。

バックステージでの坂口と岡谷のコメントは、
坂口「俺と岡谷、ドラマは始まっている。意地でも獲らなきゃなんないし」
岡谷「俺と坂口さん、ベルト持ってなきゃEruptionの意味がねえんだよ。12日から始まる最強タッグに出場するやつら、覚えておけよ!覚悟しとけ!俺たちが掻き回してやる!」
坂口「次の防衛戦、いいんじゃない。あの2人(秋山、鼓太郎)がやられて悔しくて出てきたんだろ。ああいうやつは大好きだ。真っ向から勝負しよう」
岡谷「高鹿にシングルの借りがあるから、覚えておけ」
坂口「秋山&鼓太郎組は強いよ。俺にしても岡谷にしても何度やられたかと思って。でも俺らの意地だ」
岡谷「俺らの絆だよ。Eruptionの一番強い絆だ」
坂口「赤井の卒業に合わせて、俺らもう10か月以上、ずーっと3人で走ってきた。だから、よそのユニットなんかより絆が深い。その絆の決勝がこれだ(アジアタッグベルト)。もっと極論言ってやろうか、このベルトがなくなる時、Eruptionは消滅する。それくらい俺は自信もあるし、負ける気がしない」
岡谷「秋山&鼓太郎組以上に強いチームがいるのかって。いねえだろ、そんなの」
坂口「まあ、せいぜい、岡田、高鹿、楽しませてもらうよ。最強タッグ帰りの俺らは今よりもっと強いぞ」
岡谷「どこまで(岡田&高鹿組が)足掻けるか楽しみにしとく」

秋山は防衛を逃し悔しい思いをにじませながらも、岡谷の成長ぶりを称賛した。
「アジア、負けた。ちょうど下から鼓太郎の顎に1発、良いの入った。 岡谷も、前と違う粘り強い岡谷がいた。

岡谷は踏ん張っていたから、まだそこの力はある。前は一発いったらもう体の力が抜けていたから。負けて悔しいけど、DDTの若い人間がこうやって上がってきてくれてるのは嬉しい。だけど、やっぱりチームとしては負けてるから、またどこかでやり返さないといけない」

秋山との同門であるBURNINGの岡田佑介と高鹿佑也が次期挑戦者として名乗り出たことについて、「俺と鼓太郎がいって負けたんだから、今は 自分たちの悔しい、『俺らがいかないといけない』という使命感というか、その気持ちでいったんだろうけど。それはそれでいいと思うよ。俺もそうだったし。

今からだよ。今から当日までにいろんなことを考えないといけないし、絶対に突破口はあるはずだから。それはしっかり2人で考えて、いい試合を見せてもらいたいなと。いい試合を見せてもらえたら、アジアタッグを戻して、次はまた俺と、鼓太郎か誰かわかんないけど挑戦できるようにお前ら(岡田、高鹿)がベルトを巻け」と発破をかけた。

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