【試合結果 DDT 11・3新宿FACE】DDT全選手の感謝の気持ちが溢れたリングで、赤井沙希がレスラー最後のシングルマッチ

その後、一試合スペシャルシングルマッチで終わるのかな?と思っていましたが、正式にプロレスデビューしてびっくりしました。

当時、大鷲さんと戦う時チョップにビビッていましたね。どうにかしてチョップの痛みを減らせないかと僕に聞かれて、困った僕は『あ、胸にベビーオイル塗れば摩擦がなくなり痛くなくなるんじゃないか』と言って、結果全く意味なくて怒られたのを覚えています。

当時、タレント・モデルがデビューというだけで心無い言葉をたくさんかけられ辛かったと思います。しかし、あなたはこの10年頑張って今ではあなたを批判する人なんて誰一人いないと思います。本当に強くて魅力的なレスラーになったと思います。こんな平田が上から目線でごめんなさい。

本当に、『赤井沙希』としてDDTを盛り上げてくれてありがとうございました。そして、今回、気持ちを伝えたい人は僕だけではありません」

照明が少し明るくなると、DDTの選手たちが勢揃いで登場し、HARASHIMA、上野勇希、MAO、クリス・ブルックス、男色ディーノが赤井に感謝や労いの気持ちを言葉にした。

平田が「赤井さん、10年やった今の景色はどうですか?こんな沢山の熱いファンに囲まれて、沢山の熱い仲間に囲まれて、僕は最高だったんじゃないかなと思います。引退はしますけど、僕らはファンもスタッフも選手も含めて一生仲間です。

最後までカッコイイ凄い赤井さんで、最後いきましょう。ここの全員ワンチームとして、両国、爆発させて盛り上げていきましょう!よろしくお願いします」と最後を括った。

赤井は感激で目に涙をため、しかし満面の笑みで一人一人と握手を交わし感謝した。

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