1997年2月13日生まれ、埼玉県出身。2020年9月2日JUST TAP OUT後楽園大会の KANON戦でデビュー。2023年3月3日JTOトーナメント覇者。
2023年8月の王道トーナメントで石川修司と対戦、惜しくも敗退。その石川とのタッグで9.8代々木G-INFINITY王者・斉藤ジュン&斉藤レイ組に挑戦。敗れはしたものの存在感を示した。
全日本プロレス参戦に活躍の場を広げている綾部蓮に話を聞いた。
――10.21後楽園大会「#ajpw 旗揚げ記念シリーズ 2023」でAJPW vs DDT 6 人タッグマッチ、石川修司&綾部蓮&ブラックめんそーれvs高木三四郎&HARASHIMA&納谷幸男が行われます。全日本プロレス勢の1人として、DDTとの対抗戦に出場ですね。
綾部:全日本vs DDTの対戦カードに自分の名前が入っていたので、最初はびっくりしました。そこに参戦できることは、個人的に光栄なことだと感じています。
ちょうど、先月、デビュー3年目を迎えました。僕が全日本に初参戦したのが2022年1月ですから、キャリアの半分以上全日本に参戦しています。
自分は全日本プロレス所属ではありませんが、全日本 への思い入れは強いので、そういったものを ぶつける戦いにしたいと思っています。
――そのDDTとの対抗戦の相手、高木三四郎選手、 HARASHIMA 選手、納谷幸男選手の印象を教えてください。
綾部:もちろん知ってはいましたけど、直接リング上で試合したりとかもないし、会場で一緒にならないので印象と言われてもちょっと難しいですね。ただ、納谷選手に関しては、自分と同じ身長2メートル越えの選手で、前から意識していた相手ではあります。
「いつか戦ってみたいな」って思っていたので、それが実現して楽しみです。対抗戦も面白そうですが、納谷選手とのぶつかり合いができるっていうのも、 個人的には楽しみの1つになります。
たまたま映像で、初めて観た納谷選手が、感情を露わにする場面がありましたね。またリーグ戦で準優勝している動画を観て、凄く勢いに乗っていると感じました。
納谷選手とは2メートル越えの身長など共通している部分が多いので意識せざるを得ない。ただこちら側だけではなく、相手にも気に留めてもらえるような警戒される存在にならないと。そういったものを全部ぶつけてやろうと考えています。
――納谷選手とのスーパーヘビー級のぶつかり合いに期待します。DDTの長男・HARASHIMA選手の印象はいかがでしょうか?
綾部:もちろん名前も存在も知っています。ただどういう技を使い、どういうスタイルなのかはまだわからない。掴めてない感じですね。見た目は結構爽やかな感じですね。
――表面上は爽やかに見えますが、リングの上ではエグイ技を使用します。
綾部:それはもう逆に楽しみになってきますね。
――11月の世界最強タッグ決定リーグ戦は石川選手とノミネートされる確率が上がりますね?
綾部:個人的にやっぱり石川さんと出たいですね。去年の世界最強タッグは、ちょうど欠場していました。
9.8代々木、石川さんとSAITO BROTHERSの持つG-INFINITY王座に挑戦して結果を残せなかった。世界最強タッグという格好の舞台があるので、今年は石川さんとのタッグでノミネートさせてもらって優勝したい。
そうすれば、まだ経験したことのない世界タッグへの挑戦も見えてくると思う。
最近、SAITO BROTHERSが世界タッグを獲得しましたが、リベンジを果たさなくちゃいけないですからね。言い訳みたいになりますが、自分はG-INFINITY王座戦で相手チームの反則行為があり納得していない。
改めて、世界最強タッグ決定リーグ戦を制し、世界タッグベルトに挑みたい。10.9角田大会では正々堂々戦っていた。「SAITO BROTHERS、反則行為せずに僕たちと戦おう」と言いたいですね。
――珍しくクリーンファイトでした。
綾部:だから、今ノリに乗っているSAITO BROTHERSから世界タッグを奪えば 一気にいけると思うんで、その勢いを利用させてもらいたいですね。
<インフォメーション>
10.21後楽園の詳細は全日本プロレス公式サイトをご確認ください。
また綾部蓮選手が所属するJUST TAP OUTWEBサイトはこちら!
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取材/大楽聡詞 文/黒澤浩美
写真提供/全日本プロレスリング