――そして10月4日、レック「秋のプロレス感謝祭 in 藤枝」で石川修司選手、竹田誠志選手とタッグを結成。大森北斗&葛西純&佐々木貴組との6人タッグマッチが行われました。
田村:どちらのチームもそうそうたるメンバーで、なかなか実現できないカード。貴重な経験をさせていただきました。
――去年の10月も葛西選手と竹田選手とのタッグマッチがありましたね。
田村:やりました! 10月9日天龍プロジェクトの後楽園大会。僕が葛西さんと組んで、竹田誠志&鈴木秀樹組と対戦しました。とてもいい体験をさせていただきました。
――竹串の束を頭に突き刺すデスマッチでしたが、刺している時はどんな感覚なのですか?
田村:僕も初めての経験でしたが、竹串を刺していくと皮膚が「グッグッ」と広がっていきます。「竹串は、こういう風に人の頭に刺さるんだ」と考えながら。自分が刺された時は僕の頭も広がっていきましたね。
――相当痛いですよね?試合後もしばらく痛みは続きましたか?
田村:いや、意外にそうでもないかも…。まあ、痛かったんですけど、竹串の先端が細いので、試合終わって少ししたら落ち着きました。
――今後、田村選手がハードコアやデスマッチに開花し、本格的にデスマッチデビューとかありますか?
田村:色々考えさせられますが、今後やるかやらないかはまだわからない。ただ葛西さんや竹田さんとの戦いは、単純に楽しかったです。
――今年に入ってから田村選手はプロレスラーとして、とても幅広く活動されている印象を受けます。 10.21後楽園大会で青木真也選手との対戦が決まっています。
田村:誰もが知っている強い人。寝技のレベルが高く、強いのはわかっている。
――柔道やレスリングの経歴を持つ田村選手。青木選手に対しての戦略やプランはありますか?
田村:プランは特にないんです。小さい頃、格闘技イベント「Dynamite!」を観ていたので、「青木選手と対戦できる」というだけで嬉しいですね。なかなか戦う機会がないと思うので。
10.21後楽園、百戦錬磨の青木さんとの試合は、とにかく頑張るしかない。 頑張ります!
<インフォメーション>
10.21後楽園ホール「#ajpwジャイアントシリーズ2023」で青木真也と対戦する田村男児。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
田村男児 X(旧Twitter)
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取材/大楽聡詞 文/黒澤浩美
写真提供/全日本プロレス