2000年11月12日生まれ、高知県出身。デビューは2020年3月20日。テレビ朝日『ワールドプロレスリング』でG1 CLIMAX2014の決勝戦を見てプロレスにハマり、サムライTVでDDTの今まで見たことのないプロレスに影響を受けて入団。秋山準率いる準烈のメンバーとして活動していたが、解散後自ら直訴しEruptionに加入。赤い髪と赤いコスチュームに変貌。
――Eruption (坂口征夫&赤井沙希&岡谷英樹)で、7.23両国大会にてKO-D6人タッグ王座を奪取し、全日本8・27名古屋大会で全日本TV6人タッグ王者も奪取。それぞれ防衛も重ね、現在も6人タッグ2冠王に君臨しています。ご自身的にタイトルを戴冠する前後で変わったことはありますか?
岡谷:タイトルを持つことで気持ちに余裕が生まれました。5月のKING OF DDTトーナメント、2回戦で元Eruptionの樋口和貞さんに敗れましたが、1回戦は勝俣瞬馬さんに勝ちました。
その後、5.21後楽園大会で勝俣さんのDDT EXTREMEベルトに挑戦。ベルト奪取はできませんでしたが、少しずつ自分の中で積み重ねているものが7月の両国でKO-D6人タッグ戴冠と形になった気がします。
――現在、全日本プロレスTV認定6人タッグも保持し二冠王。他団体に参戦する機会も増えましたね。
岡谷:他団体に出場すると吸収できるものが増えますね。DDTでスーパーヘビー級だと納谷さんや火野さんくらいですが、全日本プロレスはとくに体の大きい選手が多い。ですから戦い方を考えながらリングに上がっています。
――自分より体が大きい選手との戦いは、試合後の体へのダメージも大きいですか?
岡谷:メンテナンスの回数をこまめに取るようにしています。なるべく体の負傷箇所を減らさないと、試合でのパフォーマンスに影響がでますから。
――11.3DDT新宿大会で秋山準&鈴木鼓太郎組のアジアタッグに挑戦します。
岡谷:アジアタッグは1955年に創設された歴史あるベルト。そのタイトルマッチに挑戦できるのは光栄なことです。
――秋山選手とは、以前同ユニット「準烈」で活動を共にしていましたね。その秋山選手と対戦した印象を教えてください。
岡谷:Eruptionに加入してから秋山さんと対戦したことがほとんどないんです。だからメチャクチャ楽しみですよ。準烈時代はコーナーから秋山さんの背中をみて学ばせてもらいました。
「叩きのめす」のは大前提として、アジアタッグの歴史に「挑戦者」ではなく「王者」として自分たちの名前が刻まれるように頑張りたいと思います。
――10.21全日本後楽園大会で、全日本プロレスTV認定6人タッグ王座に諏訪魔&尾崎魔弓&雪妃魔矢組が挑戦します。
岡谷:全日本の暴走専務・諏訪魔さんと対戦できるのは楽しみです。しっかり全日本のリングでベルトを防衛したいと思います。
<インフォメーション>
10.21全日本プロレス後楽園大会において全日本プロレスTV認定6人タッグ戦、(王者組)坂口征夫&赤井沙希&岡谷英樹vs 諏訪魔&尾崎魔弓&雪妃魔矢(挑戦者組)が行われます。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
また11.3DDT新宿大会、アジアタッグ王者・秋山準&鈴木鼓太郎組に挑戦する坂口征夫&岡谷英樹。歴史に名を刻むことができるのか?詳しくはDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
岡谷英樹 Twitter
取材/大楽聡詞 文/黒澤浩美
写真提供/DDTプロレスリング