【試合結果 WAVE】‘波女’VENYが5年ぶりのレジーナ王座戴冠!

10.1新宿FACEで、第19代レジーナ王者の志田光に「CATCH THE WAVE 2023」を制覇し‘波女’の称号を手にしたVENYが挑戦。

‘波女’のVENYが志田を破り、第20代レジーナ王者に輝いた。

7.17後楽園で「CATCH THE WAVE 2023」を制し‘波女’に輝き、志田光の持つレジーナへの挑戦権を獲得したVENY。

要所要所で竹刀を効果的に使用する志田。その攻撃にキレて、場外でVENYは椅子を志田に何度も打ち下ろす。カウント19、ギリギリのところでリングに戻る志田。

15分経過、志田はファルコンアローを放つが、VENYはエビ固めで返す。お互いエビ固め合戦。ここからVENYがぶっこぬきジャーマン、みちのくドライバーⅡと志田を追い込み、ムーンサルトプレス。だがカウント2で志田は返す。

最後はVENYが紅花衣でカウント3。鈴季すずを破り1年以上保持したレジーナ王座を、VENYが志田光から5年ぶりに奪取した。

Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<挑戦者>VENY(18分22秒、片エビ固め)志田光<王者>
※紅花衣。第19代王者6度目の防衛に失敗。VENYが第20代王者となる。

試合後、WAVE会長のGAMIさんがマイクで「(VENY)お前、よくやった。志田のアメリカからの渡航費がバカになれへん」と新チャンピオンを労う。

そして今後の大会について「11月1日、新宿FACEからNEXT(シングルトーナメント)を開催します。今日、欠場してる清水ひかりからも、DUAL SHOCK(タッグリーグ戦)の要望が出てます。NEXTに出る人はタッグに出られません。タッグの人はNEXTに出られません。それでNEXT優勝の人が12月24日、川崎でVENYに挑戦したらいいんじゃないでしょうか」と発表が。

最後はVENYが「これがWAVEだ」で締めた。

敗れた志田光はバックステージで、ほぼノーコメント

一年以上もベルトを保持した志田はバックステージで「ああ、なにも考えられない。いや、くっそー」と悔しさを滲ませた。

一方、5年ぶり2度目のレジーナ王座戴冠のVENYは「あー、気持ちいい。とりあえず今はこのベルトを取ったことももちろん嬉しいんだけど、このWAVEでデビューした時から腕相撲とかしましたよ。散々、志田光に遊ばれてきたけど、もう8年越し、多分5度目のシングルかな?初勝利だったので。色々あったけど、無駄なことはなかった。このベルト云々というよりも、志田光に勝ったってことが、とりあえず嬉しいですね。」と嬉しさを口にした。

志田とのタイトル戦を「私についてこられる選手は現役選手の中でも限られていると思う。志田光の背中を追っていたけど、全てを受け止めてくれて、全てを受け切れるというレスラー間の信頼があったのでVENYの全てを今日出し切りたいなと思って。それが発揮できたんじゃないかな」と振り返った。

そして「5年前は、もうとにかくWAVEの中でもどうしていいかわかんない立場だったし、外に出た時にこのベルトをどうやってアピールするかみたいなのを、正直わからないまま、がむしゃらに巻いてたっていう感じだったんだけど、世界のAEWのスーパースターを倒したレジーナ王者なんで。世界のVENYとしては、このベルトと共にいろんなところにアピールしていきたい。先のことは、正直、私の中でもちょっとわかんないけど、とりあえず、このベルトと巻いたってことは、レスラーとして、もうちょっと頑張りたいな」と抱負を語った。

最後に年末のNEXTを勝ち上がる挑戦者に「やっぱり私の実力についてこられる選手って、そうそういないっていうか。だから全てにおいてパーフェクトに近い選手に勝ち上がって来てほしいな」と注文をつけた。

<インフォメーション>
今後の大会スケジュールやチケット詳細はプロレスリングWAVEのWebサイトをご覧ください。

取材・文/まるスポ編集部


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