【全日本プロレス ライジングHAYATO】僕はリーグ戦やトーナメントで優勝したことがない。だから1位になってもいいんじゃないかな。

10月5日 新木場1stRINGでライジングHAYATO提唱の若手興行「NEW AGE CHRONICLE‐Z ~JUMP OVER~」が開催される。

出場選手はキャリア10年未満。想像しただけで胸が熱くなる全6試合が並ぶ。

そして11月、世界最強タッグ決定リーグ戦と同時開催の「Jr. BATTLE OF GLORY 2023」もHAYATOが提案。

9.3長岡 ライジングHAYATO(上)は高橋ヒロム(下)に挑んだ

――10.5新木場でHAYATO選手が提唱した若手興行「NEW AGE CHRONICLE‐Z」が開催されますが、プロデュースした理由を教えてください。

HAYATO:もっと自分の世代を活発化させたいんだよね。自分が高橋ヒロムを越えるため、もっと強くなるために、同世代のライバルをもっと増やして切磋琢磨したいと考えたんだ。

僕の出身は愛媛プロレス。インディーやローカルインディーにまだ脚光を浴びてないだけで素晴らしい選手がいっぱいいる。

「地方で活躍している選手や、良いレスラーなのにスポットを浴びていない選手がいる。そういった選手を集めた大会をいつか開催したい」というプランはあったんだよね。

こうやって全日本プロレスに所属し、自分が大会をプロデュースできる立場になったので、「それを形にできるタイミングが訪れた」ということかな。

――10.5新木場大会にはHAYATO選手が愛媛プロレスで四国統一ヘビー級王座戦を行った千のタオルを持つ男イマバリタオル·マスカラスも出場しますね。

HAYATO:彼は後輩だけど、僕と同い年で将来性がすごくある選手。

東京で活躍できる場所を提供したかった。そこで注目を集められるかどうかは本人の実力次第だけどね。

10.5新木場でHAYATO提唱の若手主体興行「NEW AGE CHRONICLE‐Z」が開催

――NEW AGE CHRONICLE‐Z」は第2弾、第3弾と続けていく予定ですか?

HAYATO:現時点では、まだ最初の大会も終わってないから何も言えないな(笑)。

でも大会が好評で第2弾、第3弾と続けて、どんどん地方の選手にオファーしプロレスを盛り上げていけたらいいよね。

――出場するレスラーはHAYATO選手が選んだのでしょうか?

HAYATO:そうだよ。同世代の選手は日頃からチェックしている。それで自分が呼びたい選手を会社と相談して選びました。

多分、全日本のファンの人でも知らない選手が多いと思うんで、お客さんにも「今まで見たことのない実力者を見てほしい」っていう気持ちもあるかな。

――この大会でHAYATO選手は青柳亮生選手と組んで、DDTプロレスのMAO選手と瑠希也選手とタッグマッチで戦いますね。

HAYATO:MAOさんとは5年前にタッグを組んで、DNA(2014~2018年、DDTが発足した若手主体興行)のタッグリーグ戦に出ているんだ。

そこに月1回参戦した時期があった。僕が18歳で、MAOさんが20歳とか21歳かな。一緒に戦ったMAOさんと5年越しに戦ってみたいと思ったんだよ。

ライジングHAYATOのリング外での発言にも注目が集まる!

――胸熱ですね。その時のタッグパートナーと自分のプロデュース興行で袂を分かつという。

ところで今回、世界最強タッグ決定リーグ戦と同時期にジュニアのリーグ戦「Jr. BATTLE OF GLORY 2023」も開催されますが、こちらもHAYATO選手が提案されましたね。

HAYATO:これまで僕はリーグ戦やトーナメントで優勝したことがないし、全日本プロレスでベルトを獲得したこともない。だから1位になってもいいんじゃないかなって。

――ご自分で提唱した大会、プレッシャーもあると思います。

HAYATO:出場する全8選手、みんな素晴らしいレスラーだし、もちろんトップを狙っているよね。でも僕が提案したからには、僕が優勝を頂きますよ。

<インフォメーション>
ライジングHAYATO選手が提唱したデビュー10年未満の若手主体の興行「NEW AGE CHRONICLE‐Z ~JUMP OVER~」が開催。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
※10.5新木場大会の前売券は全席完売致しました。

ライジングHAYATO  X(旧Twitter)
ライジングHAYATO インスタグラム

取材·文/まるスポ編集部
写真提供/全日本プロレス

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