10月9日、地元である宮城県角田大会で宮原健斗&青柳優馬組の持つ世界タッグ王座への挑戦が決まったSAITO BROTHERS。
昨年9月18日、日本武道館大会に凱旋帰国し、世界タッグ王座から世界最強タッグ決定リーグ戦、チャンピオンカーニバル、G-INFINITY王座戴冠、王道トーナメントと目まぐるしく過ぎ去った1年間を兄の斉藤ジュンが振り返る。
地元宮城で人気急上昇中!
10月9日、地元宮城·角田大会で弟のレイとのSAITO BROTHERSで世界タッグ王座挑戦が決定。現在、SAITO BROTHERSの2人はミヤギテレビ(日テレ系列)で夕方ワイド番組「OH!バンデス」に出演中。
宮城県角田市出身の2人がタクシーの運転手に地元の美味しいご飯屋さんを紹介してもらう「TAXIめし」が大人気。この「OH!バンデス」は1995年4月から放送されている宮城県民なら誰も知っている番組。
「フジテレビで放送していたタモリさんの『笑っていいとも!』のように、宮城県では誰からも親しまれている番組だ。
おかげで宮城では駅やスーパー、コンビニ、どこでも声をかけられるようになった。地元でもまだまだ知らない地域がたくさんあって、レイと一緒に毎回楽しみながら収録しているよ」
海外武者修行から帰国して1年。目標の世界タッグ王座へ王手!
SAITO BROTHERSの2人は、2020年12月に全日本プロレスの入門テストに合格。2021年6月後楽園大会でデビュー。
2021年1月からアメリカに海外武者修行へ。同年9月18日の日本武道館大会でジュンとレイともに凱旋帰国した。
「アメリカから戻って1年が経ったか…SAITO BROTHERSとして、今年6月GLEATのタッグベルトG-INFINITY王座を戴冠し3ヶ月で7度防衛している。
2週間に1回の防衛か。昔のNWA王者の防衛戦のように、ちょっとハイペースだな(笑)。俺たちの前に挑戦者が名乗りを上げるんだから、しょうがない。断る理由は一つもない。
DOOMするだけだ。このG-INFINITYベルトは未来永劫、俺たちが防衛し続けるだろう。ただ全日本プロレスの至宝である世界タッグ王座は、デビュー時から目標としていたもの。
昨年、凱旋帰国試合の翌日に後楽園で挑戦したがベルトを奪取することはできなかった。その後、弟のレイは諏訪魔と組んで拳王&征矢組に挑戦している。
ただSAITO BROTHERSとしては1年ぶりの挑戦だ。10月9日、地元の角田大会で宮原健斗&青柳優馬からベルトを奪ってやる!」
今年1年の総決算・世界最強タッグ決定リーグ戦!
11月に全日本プロレス恒例の世界最強タッグ決定リーグ戦も開催される。昨年SAITO BROTHERSは参加8チーム中4位だった。
「世界タッグ王座を奪取したあと、世界最強タッグリーグ戦も優勝だ。帰国してから1年、レイとのタッグも魅力的なチームに仕上がってないか?
俺たちはこれ以上待てない。1番目標にしてきたベルトを巻いて、タッグ王者のまま世界最強タッグも獲得する。そうすればSAITO BROTHERSが日本で1番強いタッグチームだということを証明できるからな。
まずは10.9角田大会だ。現王者·宮原&青柳の腰のベルトは泣いているんじゃないか?だからそのベルトを奴らから奪ってSAITO BROTHERSの元で世界タッグのベルトを輝かせる。
そして今年のプロレス大賞、最優秀タッグチーム賞は俺たちSAITO BROTHERSがかっさらってやる。DOOMだ!!」
<インフォメーション>
10.9 SAITO BROTHERSの地元·宮城角田大会で「#ajpw旗揚げ記念シリーズ2023」が開催。SAITO BROTHERSが宮原健斗&青柳優馬の持つ世界タッグ王座に挑戦します。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
斉藤ジュン X(旧Twitter)
斉藤ジュン インスタグラム
取材·文/まるスポ編集部
写真提供/全日本プロレス