――パートナーの翔太選手は、昨年9月から約4か月間アメリカへ海外遠征。帰国後、パートナーとしてなにか変化はありますか?
高尾:説明が難しいけど、彼は自分と違うタイプのレスラー。「海外でいろいろ吸収して変わってきたな」とは思いますね。
――それは2人のタッグにどういう形で影響を及ぼしそうですか?
高尾:翔太は海外遠征で培ったものがあるけど、僕は海外経験がないのでアドバイスや指示とか、いろんなことを聞いたり話したりして、タッグチームに反映できていると思います。
付き合いも長いし信頼関係も築けているので。
――来年、高尾選手ご自身の15周年で「大田区にベルトを持って戻ってくる」とお話しした時にKO-Dタッグに限らず、いろいろなタッグベルトを獲りたいとコメントしていましたが。
高尾:ROMANCE DAWNは、団体に限らず、どこのリングでも輝けるチームになりたいと思って、翔太と組んだチーム。交流のある団体のベルトはチャンスがあれば全て狙いたい。
ガンバレ☆プロレスはDDTと同じグループ会社。やっぱりDDTのタッグベルトを最初に獲りたいと思います。
――高尾選手は全日本プロレスのベルトを2016年に獲りました。あの時の続きを見たいファンも多いと思います。
高尾:世界ジュニアヘビー級王座のベルトですね。アジアタッグに挑戦したけど、まだ獲ったことがない。
現王者は秋山準さんと鈴木鼓太郎選手ですよね?そういうチャンスがあれば狙って獲りたいですね。
――最後に、10.4新宿FACE大会、KO-Dタッグ王座戦に向けての意気込みを教えていただけますか?
高尾:同級生で学生プロレス同期の翔太とタッグを組んで、KO-Dタッグ王座に挑む目的は、やはりベルト獲得が一番の目標。
それにベルトを獲るだけじゃなく、同じ目標に向かい狙っていこうという2人の想いを成し遂げたい。
せっかくこのチャンスを得られたので、あとは勝利をつかみ取る以外に選択肢はない。パートナーであり友達である翔太と必ずベルトを獲りたいと思います!
<インフォメーション>
大会名:God Bless DDT 2023 TOUR in SHINJUKU
日時:2023年10月4日(水) 開場18:20 開始19:00
会場:東京・新宿FACE
今大会はプロレス動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で完全独占生中継いたします。
DDTプロレスの詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
高尾蒼馬 X(旧Twitter)
取材/大楽聡詞 文/黒澤浩美
写真提供/DDTプロレスリング