9.23全日本プロレス後楽園大会。デビュー5か月の瑠希也が納谷幸男&高鹿佑也と組み、全日本プロレスの諏訪魔&田村男児&井上凌に挑んだ。
結果は敗れたが、何度倒されても立ち上がる瑠希也の姿に全日ファンも惜しみない拍手を送った。
10.5新木場で全日本のライジングHAYATOがプロデュースする若手主体興行「NEW AGE CHRONICLE‐Z ~JUMP OVER~」が開催。
瑠希也はMAOとタッグを組み、全日本ジュニア『青柳亮生&ライジングHAYATO』とタッグマッチに臨む。
瑠希也(ルキヤ)2001年2月25日生まれ、大阪府出身。2022年DDTに入門し、11カ月の練習生期間を経て、2023年4月9日後楽園大会、高鹿佑也戦でデビュー。小学校高学年の時に観たプロレスの試合がきっかけでプロレスラーになりたいと思い、中学1年で総合格闘技を始める。The37KAMIINAが場外乱闘をしていた試合を観てあまりの面白さに衝撃を受け、DDT入門を決めた。
――2023年4月にデビューして半年経ちました。プロレスラーとして半年間を振り返っていただけますか?
瑠希也:必死にしがみつく日々ですね。いろいろ勉強することも多いですし、日々努力しています。リングに上がってゴングがなったら、とにかく必死に戦っています。
――デビュー5ヶ月で、他団体に参戦しました。全日本プロレスとの対抗戦が続いています。9月は6人タッグマッチ、そして10月5日はMAO選手と組んで、前世界ジュニアヘビー級チャンピオンの青柳亮生選手とライジングHAYATO選手とのタッグマッチが行われます。他団体への参戦はいかがですか?
瑠希也:こういうチャンスが来たことは、本当に嬉しいと思いますね。だからここで結果を残さないといけないとすごく感じています。
9月23日の6人タッグマッチは負けました。特に対戦した井上選手は21歳でキャリア2年目と年齢もキャリアも近いので意地でも負けたくなかった。
「DDTプロレス」という団体の肩書きを背負ってリングに上がったのでDDTのファンの皆さんにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
10.5の新木場大会はキャリア10年未満の選手が全国から集まると聞いています。なにか残せるように精一杯頑張ります。
――対抗戦はプレッシャーもありますよね?
瑠希也:あります(苦笑)。この半年間、記憶に残る試合がたくさんありましたが、その中の1つであることは間違いないですね。
将来、過去を振り返った時、「デビュー5ヶ月で対抗戦に出場した」と思い出すと思います。
今まで先輩が対抗戦や他団体に出場した試合を観てきて、自分も出場してみたかったので、選ばれて本当に嬉しいです。
――10.5新木場大会に向けて意気込みをお願いできますか?
瑠希也:自分がDDTで教わってきたことは間違ってないので、それを全部ぶつけて、今度こそ勝ちたいと思います!
<インフォメーション>
DDTプロレスの詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
瑠希也/RUKIYA X(旧Twitter)
取材/大楽聡詞 文/黒澤浩美
写真提供/DDTプロレスリング