回を重ねるごとに恐怖を覚える電流爆破デスマッチ
――佐々木選手はDDTでインサイドワークが素晴らしい選手の1人ですね。そして、9月9日大田区総合体育館大会、時間差スクランブル・バンクハウス電流爆破6人タッグデスマッチ、大仁田厚&ヨシ・タツ&小嶋斗偉 vs 秋山準&高木三四郎&岡田佑介の対戦が行われました。
小嶋:電流爆破デスマッチは、もう5、6回やっています。
――電流爆破は回数を重ねるうちに慣れるものですか?
小嶋:いや、むしろ最初の方が怖くなかった。初めての電流爆破の時はワクワクしていました。自分がやるなんて思っていなかった。しかも、大仁田さんがDDTに来るわけないと思っていたので。
プロレスラーとして、爆破にも耐えられる肉体と精神力が凄いと思いずっと観ていた大仁田さんと闘えることに興奮しました。 でも実際やっていくうちに、怖さを知りました。
――電流爆破の爆音や火花など衝撃が尋常ではないと思いますが、リング上での爆破はどんな体感なのですか?
小嶋:熱さが一番耐え難いですね。バーンっていう爆破で瞬間的に熱いんです。それこそ肌が見えている部分は火傷するリスクが常にあります。
試合中、電流爆破バットを両腕で受けて、腕の皮膚が裂けて大火傷を負った選手もいました。爆音や火花、煙など迫力が凄いですね。
電流爆破デスマッチの回数を重ねるたびに、熱さ、爆音、閃光、有刺鉄線の痛みなどいろんな怖さを覚えるようになりました。
――9月7日、DDT×福島県楢葉町移住促進PRプロジェクト委任式が行われ、小嶋選手が“楢葉町住みますレスラー”として楢葉町移住促進PR大使(非公式)に就任したことが発表されました。
小嶋:今後、SNSで町内での暮らしぶりや楢葉町の魅力を発信していきます。移住体験する動画をユーチューブで配信するのでご覧になってください。