――9.8宮原戦の試合後、本田竜輝選手から共闘の申し入れがありました。受け入れた理由を教えてください。
安齊:本田さんは王道トーナメントで、一回戦の青柳優馬さん、宮原さん、諏訪魔さんと全日本プロレスのトップ3を連続して倒した。キャリアは違いますが同級生です。「ゼンニチ新時代」と言われていますが、「その新時代で先頭なのは本田さんではないか?」と考えました。
その本田さんが宮原さんとの試合後、「一緒にやろう」と。今の本田さんの勢いを考えたら断る理由がありません。
僕は9.8代々木のメインで宮原さんとシングルでぶつかり壁を感じた。あの壁を1日も早くぶち壊したい。
――安齊選手と本田選手とのタッグはとても新鮮です。9.14新木場で現世界タッグ王者の宮原&青柳優馬組を相手に30分時間切れ引分け。観ていて、とてもワクワクするタッグチームです。
安齊:本田さんは先輩でキャリアも完全に上です。でも引っ張ってもらおうとは考えていません。お互いが自由に戦うスタンスです。
――ご自身で「2年目の安齊勇馬」に期待するところは何でしょうか?
安齊:1年目を見ていただければわかると思うんですけど、「想像を超えた試合をしてない」っていうか。ですから対戦相手やファンの方に、「こんなに戦えるのに、まだデビュー2年目なのか」と驚いてもらえるレスラーになりたいです。
――9.8宮原選手との戦いはデビュー1年目の選手とは思えない戦いだったと思います。
安齊:本当ですか、ありがとうございます。たしかに宮原さんとの戦いは出し尽くしました。あと2年目はタッグでもシングルでもチャンスがあればベルトを巻きたい。それが具体的な目標です。
<インフォメーション>
9.23後楽園ホール「#ajpwジャイアントシリーズ2023」が開催。安齊勇馬&石川修司vs鈴木秀樹&岩本煌史が行われます。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
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取材・文/まるスポ編集部
写真提供/全日本プロレス