1999年6月14日生まれの田村男児(24)は、2019年1月デビューのキャリア4年目。学生時代はレスリングでインターハイ出場。現在、諏訪魔と天龍プロジェクトのUNタッグ王座を保持している。9.8代々木大会、Evolution vs DDT 6人タッグマッチ。この対抗戦で元全日本プロレスの先輩・岡田佑介と激しくやりあった田村。Evolutionに所属する田村は諏訪魔や佐藤光留らとタッグを組む機会が多いが、DDTプロレスの9.24後楽園大会では同期の青柳亮生とタッグを組み、上野勇希&小嶋斗偉組(The37KAMIINA=サウナカミーナ)と対戦する。
――6月のALL TOGETHERやGLEATとの対抗戦など、他団体との闘いも少なくない田村選手ですが、9.8代々木大会のEvolution(諏訪魔&佐藤光留&田村男児)vs DDT(秋山準&高木三四郎&岡田佑介)の6人タッグでは感情を爆発させ徹底的に相手を潰そうとする、「キラー田村」を垣間見た気がするのですが、ご自身はいかがでしたか?
田村:試合中はあまりにも気持ちが入りすぎて分かりませんでしたが、試合の映像を見たら椅子とかブン回してましたね(苦笑)。とにかく対抗戦だからやってやろうと。全日本の看板を背負って戦うので、対戦相手が元所属選手だからとか関係なく、「絶対に負けないぞ」と気持ちが入っていました。
――9.23後楽園で、諏訪魔&田村男児&井上凌vs納谷幸男&高鹿佑也&瑠希也(DDTプロレス)の6人タッグも決定していますが、こちらも熱い戦いになりそうですか?
田村:まだ気持ちがどのように入るかわかりませんが、バチバチやっていきたいですね。
――田村選手はDDTプロレスの9.24後楽園大会で青柳亮生選手と組み、上野勇希&小嶋斗偉組(The37KAMIINA=サウナカミーナ)とタッグマッチが決定しました。
田村:僕の気持ちはあまり変わらないです。彼らと試合するのは初めてなので、岡田さんとか秋山さんに対する感覚とは違って、「キラー田村」を出すような感じではなくて、同世代との戦いを楽しみたいと思います。
――DDTの印象は?
田村:時事ネタとか、いろいろ新しいことを取り入れている印象があります。試合やイベントの取り組み方にもエンタメ要素を取り入れたりと、特徴的で斬新なイメージですね。
――対戦相手の上野選手や小嶋選手にはどんな印象を持っていますか?
田村選手:上野さんはカッコいい。ずるいって思うくらい全部がカッコいいというイメージですね(笑)。小嶋選手は、いろいろネタにされていますね。MAOさんと上野さんがいて、その一歩後ろに小嶋さんがいるというイメージをみんな持っているんじゃないかと思います。そのイメージを小嶋さんが払拭したくてムキになって向かってくるんだと。
――客観的に分析されていますね。ところで9.23と9.24の「キラー田村」は控えめな感じでしょうか?
田村:どうなんでしょう?観てのお楽しみです(笑)。
――DDTとの対抗戦に向けてメッセージをお願いします。
田村:9.23、9.24はともに初対戦の相手ですが、気負いなく楽しみながらバチバチした戦いをしたいと思います。
<インフォメーション>
9.23後楽園ホール「#ajpwジャイアントシリーズ2023」が開催。諏訪魔&田村男児&井上凌vs納谷幸男&高鹿佑也&瑠希也が行われます。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。9.24 DDT後楽園大会はDDTプロレスWEBサイトをご確認ください。
田村男児 X(旧Twitter)
田村男児 インスタグラム
取材・文/まるスポ編集部
写真提供/全日本プロレス