「ゼンニチ新時代」ジュニアの旗頭として活躍する青柳亮生。昨年9.18日本武道館大会でタイガーマスクを破り世界ジュニアヘビー級タイトルを初戴冠。今年3.1後楽園『ジュニア夢の祭典 〜ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023〜』ではメインイベントに登場。7.20プロレスリング・ノア新宿大会ではGHCジュニア王者のHAYATAに挑戦、惜しくも王座奪取はならなかったが様々な団体で爪痕を残している。次に照準を定めたのはDDTプロレス。田村男児と組み、9.24DDT後楽園大会で上野勇希&小嶋斗偉と対戦する。
9月10日、池袋で「ゆう文100周年記念 DDTプロレス in 池袋満月祭」が開催。その大会前に公開記者会見が行われ、前世界ジュニアヘビー級王者・青柳亮生が姿を現した。現在、全日本プロレスTV認定6人タッグ王座はDDTプロレスのEruption(坂口征夫、赤井沙希、岡谷英樹)が保持。全日本の9.8代々木大会では諏訪魔&佐藤光留&田村組が秋山準&高木三四郎&岡田佑介組に敗れている。そして今度は「ゼンニチ新時代」コンビが対抗戦に臨む。
――初対決となるDDT勢の印象は?
青柳:ざっくりした印象ですが、楽しそうだと思いました。
――今回対戦するのは上野勇希&小嶋斗偉。9月10日の公開記者会見で亮生選手は「二人いた戦いたい選手のうちの一人、上野選手がいて非常に楽しみです」とコメント。上野勇希選手のイメージはどのように抱いていますか?
青柳:X(旧Twitter)などでよく見かけます。天才てれびくんとかテレビ番組に出ていらっしゃる。上野選手はレスラーでありテレビスターってイメージです。
小嶋斗偉選手は、興味がないというより、知らなかったという方が正しいかもしれない。少し調べてみたんですが、「The37KAMIINA(サウナカミーナ)」でメンバーそれぞれ担当があるようで、小嶋選手は薪担当。シャワー担当とかもあって、よくわからない、と言いつつも、それに興味を持ってしまっている自分がいます。
――上野選手以外にMAO選手の名前もあがっていました。この2人との接点は3月の「ジュニア夢の祭典」ですか?
青柳:あの大会以前から知っていました。他団体でありながら「身体能力がすごいなあ」と。特にMAO選手は僕と同じようなファイトスタイル。ボディプレス技のファイヤーバード・スプラッシュ(MAOはキャノンボール450°)も使いますし。それで今回DDTと全日本が対抗戦みたいな雰囲気になり、「チャンスかな」と。