8月27日後楽園大会「夏休みの思い出2023」で、『HARASHIMAデビュー22周年記念試合~スペシャル6人タッグマッチ』が行われた。HARASHIMAデビュー22周年を祝う記念試合は、『HARASHIMA&ヤス・ウラノ&大家健vs関本大介&高木三四郎&坂口征夫』の豪華メンバーが集結した注目カード。HARASHIMAの歴史を語るうえで欠かせない盟友たちばかり。
HARASHIMAの記念すべきデビュー22周年記念試合ということで、欠場中のKUDOもセコンドとして登場!久々の「ウラシマクドウ」が顔をそろえた。
先発は、主役のHARASHIMA 対 坂口征夫。2013年5月3日、坂口がDDTで初めて戴冠したベルトは第47代KO-Dタッグ王座(パートナーは佐藤光留)。この時の王者はHARASHIMA&ヤス・ウラノ組。この二人もDDTの歴史を彩った戦いを重ねてきた。
高木三四郎のドラゴンリングインは失敗し、高木をコーナーに。ヤス、大家と共に連続攻撃。ヤスがつかまり攻撃を受ける展開に。坂口の微笑みに怯えるヤス。坂口のキッチンシンクからのサッカーボールキックで坂口はヤスを抑えこむがカウント2。
高木と大家健のマッチアップ、大家の金髪にした髪型が「似合ってない」と高木が張り手。応酬する大家だがトークのアドリブ不足を指摘されてしまう。肉体的にも精神的にも追い詰められた大家健。
場外に大家が落ちると、坂口は大家をテープでぐるぐる巻きの簀巻き状態に。だが大家は力でテープを引きちぎり、HARASHIMAにつなぐ。
坂口から関本にスイッチしリング上は、HARASHIMA vs 関本大介。2010年2月、石川修司からKO-D無差別級ベルトを奪取した関本は第31代王者として絶対的な強さを発揮し4度防衛。その関本に待ったをかけたのがHARASHIMAだった。2010年7月の両国大会で見事DDTの至宝・KO-D無差別級王座を取り戻した。その戦いを思い起こすような張り手とキック合戦。その1発1発の重さに歓声が湧き起こる。
最後はコーナーに追い詰められたHARASHIMAが坂口の神の右膝がかわして、ヤス・ウラノのヘッドシザースホイップ→大家健の炎のスピアーとつなぎ、蒼魔刀でHARASHIMAが坂口からカウント3を奪い、22周年興行を自らの手で締めた。