【プロレスリングWAVE 田中きずな(後編)】何があっても諦めない選手になりたい

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デビューから3ヶ月。念願のCATCH THE WAVEにも出場!

――デビューして3ヶ月が経ちました。この3ヶ月を振り返っていかがですか?

きずな:「もう3ヶ月か」って一瞬ですね。毎日が、すごく楽しいです。ずっとプロレスラーになりたくて、夢が叶って試合をさせてもらえて、憧れていた夢の舞台「CATCH THE WAVE」にも出場できて、毎日が充実しています!

――今後、「自分はこういうレスラーになりたい」といった目標や夢はありますか。

きずな:自分の中では、すごく遠い存在だったCATCH THE WAVEに出場させていただいた。これからは私がその夢を与える側にならなきゃいけないと自覚を持てたというか、そこの意識は変わりました。目標とするレスラーは先輩の狐伯さんです。

昨年、高校生だったので全部の大会には行けなかった。その頃、同期の炎華も入門前で不在。練習で出来ないことが多くてメンタルがやばくて、「プロレスを諦めなきゃいけないかな」と何回も思っていました。

そんな時に狐伯さんの試合を観て「やっぱりプロレス大好きだ」と改めて実感しました。リング上の狐伯さんはすごく輝いていて、見ているお客さんを笑顔にします。私も狐伯さんのような選手になりたいですね。

――今、狐伯選手の名前が上がりましたが、WAVEは他にも色々な選手がいます。きずな選手の目に先輩たちは、どのように映っていますか。

きずな:優しいです。練習もすごく一生懸命で丁寧に教えてくださいます。私、何もできないし覚えも悪いのに、見放さないでしっかり分かるまで教えてくれます。本当に感謝でいっぱいです。

――WAVEにはハードコアを得意する宮崎有妃選手がいます。ハードコアに興味はありますか?

きずな: WAVEに入る前はハードコア見たことがなかったんですよ。怖いし、デビューする前は、「絶対に嫌だ」って思っていたんですけど、宮崎さんが凄まじい試合をしているのを見て、もしいつかそういう時が来たら、ありえるかもしれないですね。絶対嫌だとは思ってないです。

――ところで狐伯選手を目標のレスラーとしてますが、理想とするタイプのレスラー像はありますか?

きずな:私は運動神経が悪くて、なんでもできる器用なタイプではないんですけど、どんな時も諦めず、目の前のことにキチンと立ち向かって、何があっても諦めない事を伝えられる選手になりたいなって思います。

――何度やられても立ち上がる選手ですね。

きずな:そうなりたいです。最初に憧れた栗原あゆみさんの試合が、私にはそう映ったので、その姿に憧れています。

――最後に、応援してくれるファンの方に一言お願いします。

きずな:本当に私はレスラーとしてまだまだですが、いつかRegina di WAVE王座のベルトも巻きたいですし、日々成長していきたい。ベルト獲得という大きい目標も叶えられるように頑張るので、応援していただけたら嬉しいです。
(おわり)

<インフォメーション>
7.17後楽園大会、果たしてCATCH THE WAVE 2023の頂点に立ち「波女」の称号を手にし、志田光の持つRegina di WAVE王座に挑戦するのは一体誰になるのか!
チケット詳細はプロレスリングWAVE WEBサイトをご覧ください。

田中きずな Twitter

取材・編集/大楽聡詞 記事/黒澤浩美
写真提供/プロレスリングWAVE

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