【大日本プロレス 岡林裕二】残りの試合、悔いの残らないようにリングに上がりたい!

6月7日、無期限休業を発表した大日本プロレスの岡林裕二。まさに寝耳に水。そこで、6.14後楽園「Fortune Dream 8」の試合前に話を伺った。

岡林裕二、1982年10月31日生まれ。175cm120㎏。元自衛官、2008年にデビュー。関本大介選手とのタッグで、BJW認定タッグ王座やアジアタッグ王座、世界タッグ王座などを獲得。シングルではBJW認定世界ストロングヘビー級王座を4度戴冠

――6月いっぱいでプロレスラーとしての活動をやめて、7月以降無期限休業を発表しました。もともと考えていたことなのでしょうか?

岡林:プロレスラーになる前から「プロレスは40歳まで」と決めていました。年齢的なことも踏まえて、いろいろ考えました。それで一旦、休業しようと。引退ではないです。復帰する可能性もあります。

――発表されてから1週間経過、周りからの反響も大きかったと聞きました。

岡林:あまり話していなかったので周りの反応は本当に驚きました。お客さんや選手からの反応に。特に他団体の選手から「ちょっと早いんじゃないか?」「このタイミングでの休業はもったいない」。そういった声が多かったですね。

岡林(左)は関本大介(右)に憧れ大日本入りを決意した

――岡林選手は周りに愛されてますから。ところで、これまで戦ってきて自分が思うベストバウトを教えていただけますか?

岡林:2015年7月20日の両国国技館大会、メインイベントでBJW認定世界ストロングヘビー級王者の関本大介さんに挑戦した試合です。僕は関本さんに憧れて大日本に入団しました。その関本さんに初めて勝つことができたのが両国でした。だから思い出に残っています。

――あの試合は文字通り「死闘」でしたね。最後、岡林さんが豪快なパワーボムで勝利しました。ちなみに思い残したことってありますか?

岡林:この世界に入った時、「どうせやるなら日本一、世界一を目指そう」と思いました。ですからメジャーどころの新日本や全日本、ノアのチャンピオンと戦いたい気持ちはあります。「思い残してるならやめるなよ」と言われそうですけど(苦笑)。

――思い残していることがあるので復帰の可能性はありますね。

岡林:いや、先のことは分かりません。とにかく今日(6/14)もそうですし、しっかり残りの試合を戦うだけです。悔いの残らないようにリングに上がりたいと思います。

この日は第2試合に出場。岡林裕二(大日本プロレス)&大門寺崇(ランズエンドプロレスリング) vs火野裕士&クワイエット・ストーム戦

試合は岡林と火野のぶつかり合いからスタート。ショルダータックルのぶつかり合いからチョップ合戦。

最後はトップロープからのゴーレムスプラッシュで岡林がカウント3を奪い、無期限休業前のFortune Dreamを勝利。

試合後、岡林は火野裕士や大門寺崇、クワイエット・ストームとリングで抱き合った。過去の死闘を懐かしむかのように言葉を交わしていた。

<インフォメーション>
試合の詳細に関しましては大日本プロレスofficial WEBサイトをご覧ください

岡林裕二 Twitter
大日本プロレス Twitter

記事/まるスポ編集部

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