【DDTプロレス クリス・ブルックス 後編】シングルマッチの頂点に立ってDDTに恩返ししたい

――クリス選手が思う、HARASHIMA選手の強さと秋山選手の強さの違いは何ですか?

クリス:はっきりとは言い切れないけど、あえて僕なりの見解で二人の違いをあげるとしたら、レスリングスタイルもそうですし、DDTというものに対しての食いつき方というか、責任の違いでしょうか。僕は HARASHIMAさんはずっと長く見てきているので、DDTに対して責任感の強さを感じています。

秋山さんは他団体で長くプロレスやってきて、DDTにたどり着いた。HARASHIMAさんはずっとDDTに居る。責任の違いをあげるなら、そこかなって。

秋山さんとの戦いを前に、不安とかはあんまり感じてないです。試合が終わった時、勝ち名乗りをレフェリーから受けている自分の姿が見えるから。

――2回戦終了後のくじ引きで準決勝の対戦相手を決めるとき、この選手と当たりたかったというのはありましたか?

クリス:誰とやっても気持ちは同じ。誰とやっても試合前はグッとなる。さっきも言ったけど、試合終わってリングに立っているのは僕、クリスとレフェリーの二人。この繰り返しだから。

普段はいろんな選手をリスペクトしたり、友人だったり、繋がりや関係性があるんですけど、リング上になったら関係ない。 試合中はすごくわがままに戦うことができるんです。

2回戦の試合後、リングを降りたら高木さんはやっぱり褒めてくれた。戦うときは戦うときだから「なんでも誰でもOK!」というマインドです。

――スイッチの切り替えがちゃんとできているってことですね。5.21後楽園大会に向けて、この試合を楽しみにしているファンの方に一言いただいてもよろしいですか?

クリス:とにかく、会場に来てください。会場に来てくれたら、僕が優勝する姿を絶対に見せる。だからとにかく会場に来て!勝つから!優勝するから!会場で楽しんでください!
(おわり)

<インフォメーション>
チケット等、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEで生配信されます。

DDTプロレスリング Twitter
クリス・ブルックス Twitter

通訳/田原 昇龍

文・取材/黒澤 浩美
写真提供/DDTプロレスリング

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