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クリエイティブなハードコアは好き。ポイントは「面白さ」
――プロレスリングWAVEの宮崎有妃選手は、「ハードコアマッチは道具の配置や技を出すタイミング、展開などを考えながら試合をする。すごく頭を使うけど、面白いしワクワクする」とおっしゃっていました。ただ痛いことをしているわけじゃなくて、ゲーム性があると。
クリス:その感覚は宮崎選手と似ている。ただ勝てばいいっていうのは嫌いだし。デスマッチ選手は尊敬しているけど、自分でデスマッチは絶対できないと思う。
【プロレスリングWAVE 宮崎有妃】今年、葛西純と戦いたい(1)
プロレスリングWAVE所属。デビューして28年、様々なプロレス団体で活躍する宮崎有妃。得意のハードコアだけではなくコミカルな試合にも対応し会場にいる全ての観客を笑…
ただクリエイティブなハードコアは少ないというか、痛いだけでOKみたいなハードコアになっちゃうのが、あまり好きじゃない。
違いは、「何が痛いか」じゃなくて「何が面白いか」。クリエイティブなハードコアのその感じが大好き。イメージとしては映画「ホームアローン」の泥棒を撃退するときのシーンみたいな(笑)。
プロレスはビュッフェみたいで、いろんな試合形式があるから面白い
――2021年、3.14後楽園大会のDDT EXTREME王座選手権で、クリス選手が勝俣瞬馬選手からタイトル奪取した試合を観て、それまでのクリス選手のイメージが変わりました。
クリス:勝俣さんとのタイトル戦で私は脚を骨折していた。脚がグニャっとなったんだけど、イギリスの友達に相談したら「それは骨折じゃないから大丈夫」と言われてそのままほったらかして試合をしていた。一年後の福岡大会で足首を怪我した時がありドクターに診てもらったら、「一年前の骨折だね」と言われました(笑)。