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2.21東京ドーム武藤敬司引退興行、3.1後楽園 ジュニア夢の祭典に出場
――今年に入り2.21東京ドーム武藤敬司さんの引退興行に出場、3.1後楽園ホール『ジュニア夢の祭典 ~ALL STAR Jr FESTIVAL 2023~』に出場。 他団体のリングに上がって、 何か感じたものはありますか?
上野:人の積み重なる熱量とかパワーみたいなものを、特に東京ドーム大会で感じました。「『武藤敬司』という1人のプロレスラーが誘因で、プロレスに矢印が向いて3万人のプロレスファンが集まっている」という空間がすごいなって。
高木さん(高木三四郎)、HARASHIMAさん、坂口さん(坂口征夫)、タケちゃん(竹下幸之介)たち、DDTのみんなの顔がパッと出てきた。その時「この熱量がDDTに向けられたら」と広い空間を見て思ったんです。いつかDDTで東京ドーム興行を開催したいですね。
――僕もDDTの東京ドーム興行観たいです。3.1後楽園はどうですか?
上野:ジュニア夢の祭典の「プロレスで面白いことしたい!プロレスは熱くいきたい!」「楽しいこと、面白いことを追求していこうよ」っていう気持ちが僕はすごく好きで。
純度100パーセント、ポジティブなエネルギーで、22団体50人以上もの選手が集まった。単純に「本当に楽しいことやろうよ」って提唱した高橋ヒロムさんの純粋な気持ちが、素直に好きです。
コロナ禍で普通じゃない状況の中、 特にその二つの興行は関わる人たちの強さや情熱みたいなものを強く感じました。