【DDTプロレス 遠藤哲哉(前編)】~向こうには向こうのチャンピオン像があるし、俺には俺のチャンピオン像がある~

――そうなんですね。具体的にトニー・デッペン選手はどんなタイプですか?

遠藤:アメリカでは基本的にヒールレスラーだと思います。しかも対戦相手だけじゃなく、お客さんにも手を出し挑発するようなタイプのレスラー。ただ、最初組み合った時に、技術がしっかりしていると感じたんです。

アメリカでは短い時間しか戦えなかったけど、次やる時はシングルマッチで、もっとじっくりやってみたいなと思いますね。

――佐々木大輔選手みたいですね。しかしインターネットのおかげで海外の情報をすぐキャッチできる環境なのに、まだ見ぬ強豪がいますね。

遠藤:確かに佐々木さんに似てるかも(苦笑)。僕は好きなタイプです。

――アメリカではゴールドジム1号店に足を運んだり、フリータイムも楽しめたようですね。

遠藤:いや、楽しいところだけをSNSにアップしました(苦笑)。それ以外が楽しくなかったわけではないんですけど、食事にすごく不自由しました。

自分で調理できる環境なら最高だったと思うんですけど、泊まったホテルに電子レンジもコンロも付いてなかった。

外食をメインにする必要があったけど、アメリカの夜道を一人で歩くのは怖い。だからサブウェイとかウーバーイーツを頼んで食べていました。

――ゴールドジムでアーノルド・シュワルツェネッガーには会えなかったですか?

遠藤:それが会えたんですよ!ジムに行ったら、ロケをしているところに遭遇しました。ただかなり離れていたので、かろうじて顔を確認できたくらいですけど(笑)。

1 2 3 4 5

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Share me!
  • URLをコピーしました!
目次