――そうなんですね。具体的にトニー・デッペン選手はどんなタイプですか?
遠藤:アメリカでは基本的にヒールレスラーだと思います。しかも対戦相手だけじゃなく、お客さんにも手を出し挑発するようなタイプのレスラー。ただ、最初組み合った時に、技術がしっかりしていると感じたんです。
アメリカでは短い時間しか戦えなかったけど、次やる時はシングルマッチで、もっとじっくりやってみたいなと思いますね。
――佐々木大輔選手みたいですね。しかしインターネットのおかげで海外の情報をすぐキャッチできる環境なのに、まだ見ぬ強豪がいますね。
遠藤:確かに佐々木さんに似てるかも(苦笑)。僕は好きなタイプです。
――アメリカではゴールドジム1号店に足を運んだり、フリータイムも楽しめたようですね。
遠藤:いや、楽しいところだけをSNSにアップしました(苦笑)。それ以外が楽しくなかったわけではないんですけど、食事にすごく不自由しました。
自分で調理できる環境なら最高だったと思うんですけど、泊まったホテルに電子レンジもコンロも付いてなかった。
外食をメインにする必要があったけど、アメリカの夜道を一人で歩くのは怖い。だからサブウェイとかウーバーイーツを頼んで食べていました。
――ゴールドジムでアーノルド・シュワルツェネッガーには会えなかったですか?
遠藤:それが会えたんですよ!ジムに行ったら、ロケをしているところに遭遇しました。ただかなり離れていたので、かろうじて顔を確認できたくらいですけど(笑)。