【DDTプロレス 中村圭吾】~KO-Dタッグ王座を奪取して、DDTの中心にいきたい(前編)

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怪我で長期欠場。焦りと不安の葛藤の中、治療に専念

――デビューから約1年2か月後の2021年1月3日後楽園ホール大会、岡谷英樹選手に自力初勝利。しかし同年11月から右膝の手術を伴う治療で長期欠場されました。

中村:僕は2回休んでいます。1回目が右膝前十字靭帯を損傷して1ヶ月欠場。次にその蓄積で断裂し1年2ヶ月。欠場期間は2回、合わせて約1年3か月です。

――DDTは新陳代謝が激しいイメージがありますが、中村選手が長期欠場していた間に石田有輝選手や須見和馬選手、正田壮史選手がデビュー。焦りはありますか?

中村:正直なところ、最初は焦りました。「焦っても怪我は治らない」ということに気づき始めたのは、治りかけたころ。

焦っても練習はしなかったです。動いて欠場期間が延びるのは嫌だったし、ジタバタしても仕方ないのでお医者さんに言われたことを守り無理は絶対にしなかった。

あと同じようにひざをケガした経験のある樋口和貞選手のアドバイスも少しずつ取り入れました。
<後編に続く>

<インフォメーション>
4.9後楽園ホールでKO-Dタッグ王者チーム「しゅんまお」MAO&勝俣瞬馬組に挑む挑戦者チームのHARASHIMA&中村圭吾組。王座を奪取しDDTの勢力図を変えることができるか!詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
なお試合は動画配信サイトレッスルユニバースで配信されます。

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取材・編集/大楽 聡詞 文/黒澤 浩美
写真提供/DDTプロレスリング

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