会場にテーマ曲「TOKYO GO」が流れると客席は一気にヒートアップ。光るサングラスを着用し登場、リング上で激しくダンスを踊りまくる平田一喜。一度見たら記憶に焼きつくレスラーの1人。平田の「デビュー13周年記念試合」が3.21後楽園ホール「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」で行われる。対戦カードは平田一喜&ヨシヒコvs石井慧介&高尾蒼馬。どのような試合になるのだろうか。
親の言うことを良く聞く学生時代、生ダラのTEAM 2000に衝撃!
――平田選手はどんなお子さんでしたか?
平田:子供の頃、勉強は嫌いな方で目立ちたがり屋でしたね。
――じゃあ、今と変わりないということですね。
平田:変わりないかもしれないです(笑)。家族構成は父母、そして兄と弟。男3人兄弟の2番目です。
――男子3兄弟の真ん中ですか。学生時代は何かスポーツをしていましたか?
平田:中学生の時は陸上部、高校生は水泳部。そのあとスポーツインストラクターの専門学校に2年間通いました。
プロレスをやるための親から言われた条件が、「資格を取得すること」でした。だから資格を取りながら鍛えられるスポーツ系の専門学校に行こうと。
――一挙両得ですね。ところでプロレスに興味を持ったキッカケを教えてください。
平田:中学2,3年生の時、テレビ番組「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」で、プロレス軍団vs生ダラ軍団のパチンコ対決というコーナーをやっていたんですよ。
対決で負けた方が「髪の毛を切る」という罰ゲーム。でも負けたプロレス軍団が髪の毛を切らなかった。それが印象に残っていました。
後日、たまたま友達の家でプロレスのビデオを観てたら、髪の毛を切らなかったレスラー達を見つけて興味を持つようになりました。
――ルールを無視したレスラーは誰ですか?
平田:TEAM 2000(チーム・トゥーサウザンド)の天山広吉さんでした(笑)。1回観てハマってしまって、気が付いたら夢中になっていましたね。