【DDTプロレス 樋口和貞・中津良太】DNA一期生としてKO-Dタッグ王座に挑戦!(前編)

ハリマオに合流したプロレスリングBASARA・中津良太

――リング上であまり接点のない樋口選手と中津選手が、今回タッグを組むことになった理由は?

樋口:吉村が負傷欠場しても、「二人で立ち上げたハリマオをチームとしてキチンと機能させていこう」と思ったときに一番信頼できる人間は誰かを考えたんですよ。

中津:僕ら同期生では珍しく、普段から仲が良いんです。

樋口:そうそう。試合では絡んでなかったけど、時々飲みに行くし。

中津:そこで情報交換もしている。僕が世界で一番可愛がっている後輩がDDTの吉村。BASARAの後輩じゃなくて(笑)

昔DNAで僕が寮長をやっている時に入ってきたのが4期生の吉村、上野勇希の二人だった。そこからの付き合いですね。

――私生活では付き合いがあるんですね。ところでDNA時代、2015年1月DDT大阪大会ダークマッチ(第0試合)で樋口選手と中津選手のシングルマッチが組まれ高い評価を受けました。通常、第0試合はテレビ番組で放送されませんが、DDT高木三四郎社長の推薦でサムライTVオンエア。同年2月にはDNA北沢タウンホール大会で再試合が組まれました。2015年と2023年の戦いは違いますか?

中津:二人の根元にあるものは変わってないです。やっぱり「お互い経験積んだな」と感じますね。例えば、新人の頃は白米でスタート、それがチャーハンや寿司になったって感じ。

根本は変わらないけど、お互いに経験を積んでいろんな味が付いた状態でのシングルマッチだった。完ぺきではないけど、若干熟成されてきた二人だったと思います。

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