【スケートボード 永原 悠路(ながはら ゆうろ)後編】使用済みのスケートボードを再利用しギターを作りたい。スケボーと音楽は親和性が高いから

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スケートボード選手・永原悠路の休息

――永原選手は1年間、どのようなサイクルで活動しているのですか?

永原:ほとんど毎日スケートボードの練習をしています。それと毎月、千葉県の東浪見にあるスケートパークのスクールでレッスンを開催しています。

――オンシーズンとオフシーズンはあるのですか?

永原:ないです。基本的に1年通して活動します。

――1年を通して常に大会があると、休む暇もないし肉体改造や新しい技に取り組みたいと思った時も大会と被ってしまい大変ですね。

永原:軽いケガのケアは、スケートボードしながら、同時にしていく感じです。

ひとつの大会が終わったら何か月後に別の大会があるので、すぐ次の大会に向けての練習に移ります。スケーターにとっては普通の感覚なので、「必ず休みを取らないといけない」って概念があまりないです。

――そういった状況で、「気分転換だ」と感じるのは何をしている時ですか?

永原:そうですね…好きなものを食べている時がスケートボードを離れているかも(笑)。

でもモチベーションを継続させるためには、スケートボード以外に趣味があった方がいいかもしれないですね。

――ガス抜きをしないと精神的だけではなく肉体的にも疲れますね。

永原:そうですね。練習の効率をあげるには大会の雰囲気と同じよう緊張感をもって取り組まないと身につかない。そもそも練習にならないですよ。

大会を主としてスケートボードをやっていると遊びのスケートボードではなくなるんです。最近は、仕事としてのスケートボードを意識するようになりました。

――定期的に大会があったほうが目標に向けて練習している永原選手に合っていますね。

永原:はい。それを念頭に置いて練習をこなしていくことで、毎回上手くなっている感覚が楽しさにつながっています。

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