【2AW タンク永井】プロレスの力で、地元千葉を元気に!(前編)

――その頃、将来プロレスラーになろうと思っていましたか?

永井:大学の場所が網走だったので、ほとんどプロレス観戦してなかったんですよ。ただ大学4年生になり将来を真剣に考えた時、レスラーになろうと。

 大学卒業後、千葉に戻りスポーツジムで働きながら、全日本プロレスの入門テストを受けたけどダメでした。そこで「まだまだ自分は鍛えが足りない」と思い、自衛隊に入隊しました。

――自衛隊は、入隊中に様々な資格を取得することができますよね。

永井:そうなんですよ。ただ2年間で辞めてレスラーになる予定だったので資格取得しなかったですね。

――もったいないですね。

永井:教官に「大型免許どうする?」と誘われたのに全部断ってしまいました。今考えると後悔しています(笑)。その後、2年を過ぎる前に新日本プロレスの入門試験があり合格し、入門しました。

――その件でタイチ選手とSNS上でやりとりがありましたよね?

永井:以前ありましたね(笑)。新日本には練習生として1ヶ月半いました。メチャクチャ厳しくて、ある日山本小鉄さんに説教されて心が折れて辞めてしまいました。今思うと小鉄さんの言葉も、「それでも這い上がってこないとレスラーとして通じないぞ」と愛情だったんです。でもあの頃の僕は理解出来なかったですね。

――そのあとは、どうしたのですか?

永井:(少し沈黙があり)半年くらい、引きこもってました。

――えっ(笑)

永井:自分で何をしたいか分からなったんですよ。ずっとやりたかったプロレスの世界に入った。でも、それで挫折して。実家の部屋に引きこもっていました。

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