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Eruptionでは「自分が引っ張っていく」という気持ちが大きい

――そして岡谷選手は次のユニットとしてEruptionを選びましたね。

岡谷:僕のやりたいことがEruptionにありました。「武闘派」という部分も魅力です。ただ加入することが簡単ではないことも分かっていた。でもどうしても加入したかったんです。

2022年1月後楽園ホールで樋口和貞さんと査定マッチがあり、ボコボコにされましたがEruptionに加入できました。その後、樋口さんと組みDDTタッグ最強決定リーグ戦「Ultimate Tag League 2022」に出場しました。ただコロナに罹ってしまい数試合しか出場できませんでしたが、樋口さんから試合運びや「この場面ではこうした方が良い」とアドバイスいただきました。

Eruption(左から赤井沙希、岡谷英樹、坂口征夫)

――「準烈」と「Eruption」、岡谷選手自身どのように違いを感じていますか?

岡谷:「準烈」は初めてのユニットでリーダーの秋山さんに引っ張っていただきました。今回の「Eruption」は先輩の坂口征夫さんや赤井沙希さんに引っ張っていただくことを考えていません。あくまで「自分が引っ張っていく」と気持ちの面で大きく違います。それに自由にやらせてもらってます。

――それは頼もしいですね。ところでEruptionに加入する際、イメージカラーを「赤」にしました。これは岡谷選手自身のアイデアですか?

岡谷:坂口さんや赤井さんに相談しましたが、僕の発案です。自分の感情をどのような「色」で表現しようか考えた結果、「赤」が1番あっていると。ただ髪の毛はすぐに色が落ちてしまいますね。

――スゴく似合っていると思います。存在感のある坂口さんや赤井さんと並んでも負けてないです。その坂口選手と赤井選手は岡谷選手にとってどんな存在ですか?

岡谷:(少し考えて)ボスと姉貴ですかね。

――兄貴と姉貴ではなく「ボス」と姉貴なんですね。そのEruptionから昨年7月に樋口選手が抜けました。査定マッチで戦った岡谷選手は寂しかったのではないですか?

岡谷:そうですね。僕は樋口さんの代わりにはなれませんが、「僕が先陣を切ってEruptionをさらに高い位置に導きたい」と思うようになりました。

――デビュー3年目、そろそろベルトも視野に入ってくると思います。狙っているベルトはありますか?

岡谷:シングルのベルトより「Eruption」として欲しいですね。最近ユニットとしての活動が少ないですがKO-D6人タッグ王座を坂口さんと赤井さんと3人で巻きたいです。だから1月29日に開幕する若手リーグ戦『D GENERATIONS CUP』を何としてでも優勝して存在感を示したいと思います。

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