【DDTプロレス 正田壮史】今は初勝利が欲しいです!逆エビ固めを掛けられ悔しい思いをしているので

20歳でDDTに入門。今年8.14後楽園で入門から3ヶ月という団体史上最速デビューを果たした正田壮史。高校時代は少林寺拳法でインターハイ3位。リング上では少林寺拳法をベースにした蹴り技、とくに打点の高いドロップキックは見たものを一瞬で魅了する。今後、DDTの未来を担う正田に話を聞いた。

――小さい頃はどんな子供でしたか? 

正田:親が言うには前に出るのが好きな性格で調子乗り、目立ちたがり屋だったみたいです。小学校の時、学級委員に立候補。でも周りの友達に見透かされて委員にはなれませんでした(苦笑)。

――いつからプロレスに興味を持ちました?

正田:中学2年の時、兄からYouTubeのプロレス動画を勧められ、メチャクチャハマりました。対戦相手は忘れましたが飯伏幸太さんの試合です。空中殺法が華やかでコスチュームもキラキラしていた。それまで昭和のプロレスしか知らなかったので、プロレスに対するイメージを全て覆されました。

それから団体問わずYouTubeに上がっているプロレスをいろいろ観ました。

ある時、飯伏幸太vsヨシヒコ戦を発見。今まで当たり前だと思っていたことが普通じゃなかった。とにかく全身に衝撃が走ったのを覚えています。

――将来的には正田選手もヨシヒコ選手と戦いたいですか?

正田:戦ってみたいですね。9.13浅草大会で勝俣瞬馬・MAO vs大石真翔・ヨシヒコ戦が行われました。この試合のお客さんの盛り上がり、会場の一体感、とにかくハンパなかった。ですからいつか戦ってみたいです。

――学生時代は、どのようなスポーツをしていましたか?

正田:中学はバスケットボール部。その頃は身体の線も細く、友達から「もやし」と呼ばれてました。身長は高い方でしたが腕立て伏せも出来なかったですね。プロレスを好きになったけど、家の近くにレスリング部がある高校がなかった。「武道もプロレスの役に立つかもしれない」と考え、高校の少林寺拳法部に入りました。少林寺拳法には攻防のパターンはあらかじめ決められていて、その技の正確性が技術点として評価される「演武」があります。その型の美しさに魅了されましたね。

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