ここからは著者が気になった選手をピックアップ。
第2試合でマスター・ワトとの対決で名前が上がった青柳亮生(全日本プロレス)。
9.18全日本プロレスの日本武道館大会でタイガーマスクの持つ世界ジュニア王座に挑戦する。YouTubeでヒロムを話していたように、デビューが2019年1月2日とキャリア4年弱。大型レスラーの多い全日本の中で対等に戦いながら着実に力をつけている将来が楽しみな選手。とにかく度胸と華麗な技が注目。
また、第4試合でディック東郷vs TAKAみちのくの海援隊☆DX対決。新日本プロレスで「悪の限りを尽くす」ディック東郷ではなく、「レスリングマスター」としてのディック東郷。
8.20 DDTプロレス 大田区大会「WRESTLE PETER PAN 2022」のセミファイナルで行われた、竹下幸之介・MAO・ヤスウラノvsディック東郷・佐々木大輔・KANON戦。この試合、今年4月海外に渡った竹下幸之介が一時帰国。27歳 竹下の前に立った、ディック東郷は「レスリングマスター」の異名どおり53歳とは思えない動き。
新日本プロレスのディック東郷しか知らない方、是非レスリングマスターの姿も見てほしい。またタッグを組んだ佐々木大輔はディック東郷と師弟関係。いつも好き勝手にリング上で振る舞う”カリスマ”佐々木大輔とは違い、師匠へのリスペクトを感じた。
このヒロムの問いかけに対してDDT高木三四郎大社長を始め多くのレスラーが反応。
果たして1994年に獣神サンダーライガーが提案し実現したSUPER J-CUPのようなプロレス団体の枠を超えた大会は実現するのか。プロレスファンとして夢の実現を待ちたい。
文・編集/大楽聡詞