岸本隆一×鵤誠司 バスケットボールイベントで語ったお互いの印象とシューズへのこだわりとは?

話題となった「イカルガチャレンジ」

続いて、今回鵤がゲストということでこの話題がクローズアップされた。

昨年Bリーグ公式サイト上で「バスケ界 勝手に流行語大賞 2021」と題されたコーナーで年間2位になった”イカルガチャレンジ”。

これは、鵤がゴール下からノーステップのチェストパスを放ち、逆サイドのゴール下まで飛ばし得点のアシストをした仰天プレーである。現役Bリーガーもこれを見て同じように挑戦したことから名付けられた。実際に多くの選手が試みたものの、なかなか成功しなかったという。

Bリーグ公式Twitterでも話題になった”イカルガチャレンジ”

すごいプレーですねと問われた鵤は謙遜しながら「元々、人より(パスが)飛ぶなとは思っていましたが、スペースが空いていましたし”届く”って感覚があったのでやりましたね」と答えた。

イベント前に直接このプレーについても話したという岸本は、「練習してできるものではないですね」と語り、「天性のものだと思います」と続けた。

ここでチェストパス講座が開講、ボールを持ちながら解説した。

岸本は「通常は反動を使いながらパスを出すのですが、彼はそれがないんですよ。この状態(ボールを持った状態)から投げるので。それが一番すごいことです」と説明。

鵤は岸本の分析を受け、「反動を使わなくても球は飛ぶので。生まれた時から投げれていましたね」と天性の技術であることを認めた。

鵤のパスを解説する岸本(提供:アンダーアーマー)
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