一方の岸本が所属する琉球ゴールデンキングスは49勝7敗、勝率.875と圧倒的な成績で西地区を制した。
特に5月22日のセミファイナル第2戦、島根スサノオマジックとの試合では、残り11秒で岸本が放ったジャンプシュート後にオフェンスリバウンドをもぎとったドウェイン・エバンスがシュートを放ち、試合終了のブザーと共にゴールへ吸い込まれる”ブザービーター”を決め劇的勝利を収めた。
ここからファイナルへ臨むものの、”下克上”に向け勢い付いた宇都宮の流れを止められず惜しくも初のチャンピオンを逃してしまった。
「ブレックスとは対照的でチームとしては勝ち星も多くていい雰囲気で進んでいました。最後に結果を出せなかったという点は悔しかったのですが、個人的には最後まで戦えたことは良かったと思いますし、満足のいくシーズンだったと思います」