KING OF DDT 2022で決勝戦を争った樋口和貞と吉村直巳がタッグ「ハリマオ」を結成。メインでMAO・朱崇花組を破りKO-Dタッグ王座を獲得した。樋口はKO-D無差別級王座と合わせ2冠王者。試合後、復帰した遠藤哲哉がリングイン。8.20大田区で樋口の持つKO-D無差別級王座への挑戦が正式決定した。
試合前、樋口和貞と吉村直巳はリングに上がり、2人の新タッグチーム名「ハリマオ」が発表された。ハリマオとはマレー語で虎のこと。
5.22後楽園にてCDK(クリス・ブルックス・高梨将弘)からKO-Dタッグベルトを奪取したMAO&朱崇花組は、この日が初防衛戦。
挑戦者のハリマオが正面からパワーで攻めれば、王者組は独創的な技で観客を魅了する。
MAOの回転エビ固めをカウント2で樋口が返すと、朱崇花がコーナーからバック転ではずみをつけ樋口をジャーマンスープレックスで投げる。その樋口をMAOはジャックナイフ固め。MAOが樋口を担ぎ上げ、朱崇花はトップロープから雪崩式不知火で挑戦者を追い込む。
だが挑戦者のハリマオはMAO&朱崇花の合体技をことごとくパワーで返していく。ハリマオの想定外の攻撃に少しずつヒットポイントが削られていくMAO&朱崇花。
最後はKO-D無差別級王者の樋口がMAOをブレーンクロー・スラムからフォールしカウント3。ハリマオが第75代 KO-Dタッグ王者に輝いた。