現在、二位・楽天と2.5差で首位を走るソフトバンク。コロナ陽性者の余波に怪我の離脱もあり、ベストなチーム状態ではない中、リーグ優勝へ向けて戦わなければならない。今週のホークスの試合を振り返っていく。
7/5 ○ソフトバンク 6-2 楽天●
弘前での一戦。全国的に天気が崩れている中、試合が行われた。先発は大関。前回登板6/25は完封勝利。この勢いはどこまで続くのか。
試合は3回に柳田の2点適時打、続く柳町の2点三塁打で一挙4点を挙げ4-0。更に4回には6/11以来の1軍出場となる渡邊陸が2点本塁打を放ち6-0。その差を広げる。しかし、5回、6回とそれぞれ1点を失い6-2とされる。大関はこの回で降板も、6回4奪三振2失点。6四死球と次に向けての課題は残ったものの、先発の役割を果たす。その後は森、又吉、モイネロと繋ぎ勝利。大関はチームトップタイの6勝、そしてチームも3連勝となった。
7/7 ●ソフトバンク 2-5 楽天○
舞台を仙台へと移しての一戦。4連勝を狙うソフトバンク。先発は大竹耕。前回登板は6/27、今季1軍初登板で敗戦投手となっているだけに、初勝利をつかみたい。
立ち上がりは抑えたものの、3回に0-1と先制を許すと、続く4回にも1点を失い0-2。大竹耕はこの回で降板となる。追いかける展開のソフトバンクだったが、なかなか得点を挙げられず、回が進んでいく。7回には7/02に支配下登録されたばかりの中村亮太が1軍初登板。しかし相手打線の前に3失点となり0-5。苦いデビュー戦となった。終盤9回に牧原大が2点適時二塁打で2-5とするも、反撃はここまで。連勝は3で止まった。
7.08 ●ソフトバンク 2-4 日本ハム○
ホーム・福岡での鷹の祭典3連戦。先発はレイ。6/09以来、約1ヶ月振りの勝利を目指す。
しかし立ち上がりから走者を許すと、連続適時打を打たれ0-2。前日に続き追いかける展開となる。中盤5回に三森の適時打で1-2と差を縮めると、終盤8回には牧原大の適時打で2-2の同点で試合を振り出しに戻す。今季、同点でも勝ちパターンの継投をしているソフトバンクは9回に又吉が登板。しかしわずか1球を投じると、足の違和感を訴え降板となってしまった。この非常事態に松本が緊急登板し、見事無失点に抑える。試合は延長となり10回、津森が登板。2死を取るも、走者二塁でまさかの一発を浴び2-4。その裏に反撃も及ばず敗戦。連敗となった。