6.18 ○千葉ロッテ 3-1 ヤクルト●
カード初戦を取ったロッテ。カードの勝ち越し、そして連勝を伸ばせるか、その第二戦。
ロッテ先発は佐藤奨真。ファームでは5/22以来の登板となる。交流戦で3試合先発と、育成から支配下を勝ち取り飛躍の年となっている。今回の登板でその経験を発揮できるか。
この試合は初回からロッテが得点する。茶谷が犠飛を放ち1-0と先制。その後は両チームとも得点できず、投手戦となる。中盤5回裏、西川が適時二塁打で2-0と追加点を挙げると、続く6回裏には井上が待望の一発。今季ファーム初本塁打で3-0とリードを3点に広げる。投手陣は9回に登板した田中靖洋が1点を失うもリードを守り切り3-1で勝利。チームは3連勝。佐藤奨真が2勝目、田中靖洋はファーム初セーブとなった。
6.19 ○千葉ロッテ 3-1 ヤクルト●
カードの3連勝、そしてチーム4連勝を狙う第三戦。
この日は千葉ロッテマリーンズが社会貢献活動の一環として、イースタンリーグ公式戦を千葉県内各地の球場で行う特別開催日。柏の葉公園野球場で行われたこの試合は有観客での一戦。現在、ロッテ浦和球場では無観客試合が続いているため、ホームゲームを観戦できる貴重な試合。
ロッテ先発は種市。前回登板6/12は敗戦投手となっている。5/28以来の2勝目を目指す。
試合は昨日に続き初回から動く。このカードで連続打点を挙げている茶谷が昨日と同じく犠飛を放ち、続く菅野の一ゴロの間に走者が還り2-0と先制。中軸がしっかりと役割をこなす。5回表、犠飛で1点を返され2-1。種市はこの回を投げ切り、後続に託す形となった。終盤7回裏、サントスが押し出し四球を選びこれで3-1。リリーフ陣は本塁を踏ませない無失点リレー。昨日と同じ3-1というスコアでの勝利。種市は2勝目、山本大貴が2セーブ目となった。チームは4連勝、そしてヤクルトに3連勝というカードとなった。
一軍のリーグ戦も再開され、ファームとの入れ替わりがまた活発になると予想される。井上や藤岡の復帰など、ロッテにとってはこれからが楽しみな週となった。
来週は週の前半3試合の予定で、首位・楽天との3連戦。現在楽天との差は4.5差と、今週で2ゲーム縮めている。イースタンリーグ連覇へ向けて大事な試合に、注目していきたい。
記事/村上 仁志
編集/大楽 聡詞