――DDTのために自分の感情を封印するのですね。ところでもう1人の対戦相手である小峠篤司選手の印象を教えて下さい。

樋口:2018年11月NOAHの「GLOBAL LEAGUE 2018」に自分が出場し公式戦で戦い勝ちました。ただ油断はできないですね。小峠篤司はNOAHでしっかり結果を残している。DDTは無差別で自分より小さい選手に苦杯をなめている。自分より軽い選手の怖さを知っているつもりです。だから油断できない。

――この大会の後はKING OF DDT 2022もありますからね。

樋口:今年「こそ」ですね。それこそ秋山準戦で止まった針を動かさないと先に進めない。キッカケは5.10横浜武道館でありました。あの時止まった針は確実に動き始めている。

――以前、樋口選手は「トーナメント戦は鬼門だ」とお話しされていました。

樋口:鬼門ですね。ほぼベスト4、KING OF DDTの準決勝までは行くんです。その先に進めない。最後の後楽園が鬼門なんです。今年34歳、「ここで上に行かないと」と言う気持ちが、いつも以上に強い。毎年「ラストチャンス」と思っているけど、今回は特に重く受け止めています。

――最後にCyberFight Festival 2022の対抗戦に向けてDDTファンに一言お願いします。

樋口:紆余曲折ありましたが、一貫しているのは「NOAHを取る」。そこはブレないですね。6.12さいたまスーパーアリーナではDDTの強さを見せて勝ちに行きます。

<インフォメーション>
DDTプロレスの大会情報はDDTプロレスリング公式サイトをご覧下さい。

樋口和貞 Twitter
DDTプロレスリング Twitter

取材・文・編集/大楽聡詞
写真提供/DDTプロレスリング

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